東京に戻ってきました。
帰ってきたらいきなりの荒天で、肌寒いくらい。びっくりしました。
休みを取ってのんびりしましたが、実は仕事の繁忙期だったりしまして・・・(無理やり休みをねじ込んだ、汗)。
仕事が始まるとのんびりもしていられませんが、なんとかするしかないですね。
◯褒めるときは、たくさん褒めなくても良い
さて。京都から実家へ遊びに来てくれた友人との話。近況報告や、共通の話題、地元の歴史や観光地の話などして盛り上がったのですが、
中でも盛り上がったのが、父の仕事の話でした。
私の父は、自営業?農家?夏は主に農業、冬は建設関係の仕事を受注しています。
祖父の代からお茶(緑茶)を生産するお茶農家で、祖父のなくなった今は父がお茶生産をやっています。家の裏の山は一面茶畑、そして茶葉を加工する機械のある、小さな工場も家の側にあります。
友人は以前、京都のお茶屋さんで働いていたらしく、お茶の専門家です(生産側ではなく、荒茶を仕入れて加工する人だそう)。
「仕事を辞めてからのほうがお茶に縁があるわ~。」
と嬉しいような驚いたようなつぶやきをしながら、父とお茶について語っていました。
そして彼にお茶を勧め、飲んでもらっていました。
家を去る時、父に向かって感想を言っていました。
「すっきりしており、飲みやすかった。色々ブレンドしていないからですね」
(みたいな内容だったと思います。)
父は、
「分かる人にはわかるんよ」
と、とても嬉しそうな顔をしていました。
彼は、大げさに褒めたりたくさんの褒め言葉を言ったわけではありません。むしろ、「美味しい」て言わなかったと思います。
わたしは父が満足そうな顔をするのを見ることができ、本当に嬉しかったのです。
そして彼が「美味しい」という言葉を使わずに美味しさが伝わったことに、とても驚きました。
「そうそう、わかってるな~」
という気持ちになる、言葉が”刺さった”のだと思います。
心を掴む褒め方というのは、必ずしも大げさに反応したり、たくさん賛辞を述べたりすることではないということですね。
”刺さる”一言が言えれば十分なのです。
そのためには・・・・???
参照枠(さんしょうわく)
が大事ですよね~。知らなきゃ使えないもん。
褒めるためにも、参照枠が大事!!
そんなことを教えられた、友人との時間でした。
おまけ。
友人お土産の花火。一緒にはできなかったけど、翌日家族でやりました!