知人から、メッセージが来ました。保育園探しの取材をNHKから受けたそうで、TVでやるみたいです。

今日は保育園・待機児童について、思うところを書いてみます。

 

 

 

幸い私は待機児童問題について、深刻にならず過ごせていますが、保活(保育園探し;最近は何でも○活ですね)は本当に大変なんだそうです。川崎市に住む同僚もやっとの想いで保育園を見つけた(しかも市の認可ではなく、幼稚園入園の歳には転園必須)と言っておりました。

23区をはじめ、激戦区に住まう方にとっては本当に大変らしいです。

 

 

 

 

 

前提として。

 

私自身ははそこまで苦労はしていませんが、保育園に預けられてありがたいなと思っています。同時に苦労して保育園探している、子どもを預けている方たちの大変さに頭が下がります。何とかなると良いなという思いももちろんあります。

 

 

ですが、これって選択肢の問題なんだなーとふと思ったのです。

 

空きがない地域がある一方で、保活しなくても入れている地域がある…

保育園に入れることに拘るなら、空きのある地域に住まえば良いし、住みたい街に拘るなら、そこで何とか預けられる場所や人を探したり、仕事を融通する…

 

保活やってる人たちは意外と

「保育園を決めなきゃ」「いついつから復職しなきゃいけない」「勤務先に迷惑かけられない」

等々と思ってやっていて、自分がどうしたいかが無いんじゃ無いかなと。今の自分の環境が変えられないと思い込んでいる人が多くて、他に選択肢があるのが見えていない、もしくは選択肢を選べない状況にある…

 

 

それぞれ色々な事情があると思います。でも、すべて自分で「選んで」きているはずなのです。会社、勤務地、配偶者、住環境、、、、

すべて、「選んで」きた結果がそこにあるだけなのです。別のものを選び直すことだってできます。

そう思うと、人生に選べる選択肢があること、選択肢があると思う事ってすごく大切な事なんだなーと思うのです。

 

 

 

 

 

 

以前のわたしなら・・・・

労働人口が減っているのに「一億総活躍~」とか言っているのに、対策が追いついていないなんて。なんとかすべきだし、なんとかするために活動したい!

という、使命感でいっぱいだったでしょう。

 

 

ですが、今日明日で今まで作ってきた仕組みがどうにかなるわけではありません。

私自身の権限が急に増えることもありません。

もちろん

「大変だ、困っている」

と声を上げることで変わっていくこともあると思いますし、そういった活動をすることも必要です。

 

 

ですが、

自分の持っている選択肢にはどんなものがあるか把握し、それをしたらどうなるか

冷静に、自分の環境を見直してみることも必要かなと思います。