岐阜県出身。家の周りは田んぼと畑、隣の家とは数百メートル離れているという田舎で育ちました。

小さい頃から好奇心が旺盛で、自分と違うものに対して、「なんだろう、面白そう」と思う子どもでした。

愛読書はワールドアトラスという、世界の暮らしや文化を写真付きで説明する百科事典と地図が融合した本。遠い国の暮らしの様子を見て想像し、自分もいつか訪ねてみたいと目をキラキラさせていました。

 

 

 

子どものころに夢見た職業は、通訳。

その後、貧困で苦しむ子ども達がいる、戦争で苦しむ人たちを助けたいと、国際公務員を志します。

 

国際関係を学べる大学へ進学するために、上京。国際関係の単位を取りつつ、途上国の現状を目で見てみたいという思い、何かやりたい思いから、休学し海外のNGOで働く事を決意。単身イギリスへ。

イギリスでは団体の紹介雑誌を手に、街頭で募金活動に奔走します。

 

そして、アフリカ・モザンビークへ。

自分が思い描いていたアフリカは、食べるものが無くて、物が足りていない、伝統的な暮らしをしているというもの。目的の集落へ行く途中、コーラやプラスチックの袋、捨てられた容器で溢れる姿を目の当たりにし、「あ、イメージはあくまでイメージなんだ。本当の事は、自分の目で見て確かめないとわからないんだ。」

 

 

 

帰国後、就職活動をして就職します。

想定はしていたが、仕事上での海外との繋がりはほとんど無く、悶々とした日々を過ごします。

外務省の試験を受けてみたり、転職活動をしてみたり、大学院に進もうかと公開セミナーに出席したり・・・

 

 

そして頭の中は長期休暇を取って行く旅行のことでいっぱいでした。。。。

 

 

 

月日は流れ、結婚・出産。

子どもがいても、海外へ行きたいという気持ち・このまま平凡なままの人生じゃ嫌だ!という想いは変わらずあります。

「子どもを理由にするんじゃなく、やりたいことをやってみよう」

 

夫とも相談し、下の子が生まれて2ヶ月で、家族で旅に出ようと決めます。。。