ペット ①
の記事でヒューメイン・ソサエティーという施設について書きました。


ペットも一度飼ったら、もう家族の一員です。
その子を家族同様に可愛がって愛してきて、数年経ったら

ハイ! 引越すのでバイバイ。
新しい飼主に可愛がられるんだよ~。


は、無いと思うんです。

その子たちがどれほど傷付くことか…。

これは私個人の意見ですけど。



それで、なぜ記事の続きを書きたかったかというと、

この私のブログ記事で、誤解を招きたくないからです。


今後、ハワイへ短期、または長期ステイを考えている人が 私の記事によって



「それはいい!ハワイ滞在中、ワンちゃん飼って帰国する時はその施設に引き取ってもらえばいいんだ。
その施設が新しい飼主を探してくれるなら安心!」

などと考えてほしくないからです。



3年前にうちの猫ちゃんを引き取った時、
その施設のスタッフと話をした時のこと。


「動物を保護してからどれ位の間、里親探しをしてくれるのですか?」


スタッフ
「コレってこと?」
(と言って、手で首を切るジェスチャーを見せる)


私が黙ってうなずくと、


スタッフ
「ここはそれはしないのよ。保護したり、引き取ったら、里親が見つかるまで最後までここで面倒をみるのよ。」


そう言われてホッとして帰ってきました。





ずいぶん経って、ある現地の友人と
ペットの話をしていた時、


「ヒューメイン・ソサエティーは動物を最後まで面倒みてくれるからよかった。日本では悲しいことに毎日ものすごい数の動物が処分されてしまうの。」


友人
「そりゃ施設のスタッフは 部外者に聞かれれば そう答えるだろう。
まさか 『○ヶ月で処分します。』とは言わないだろう。
毎日ものすごい数の動物が施設にやって来るのに、あんな小さな収容スペースで、全動物を最後まで面倒みるなんて不可能だよ。」



確かにそうです。
私はうちの猫ちゃんを飼う前に、何も知らずに何度か施設に通ったことがあります。

ある日、猫ちゃんたちのケージのある一部屋が空っぽになっていたことがありました。
スタッフに聞いたら、
「クリスマス前だから、たくさんの人が引き取りに来て、ほとんど猫は引き取られたの。」

その時、直感で そんなうまい話がある訳ない、と思いました。


その施設は、市民からの献金とボランティアのスタッフで成り立っています。

ワクチンや避妊手術を施して里親探しをしてくれるというのは、事実で大変ありがたいことです。

しかし、それをいい事に動物をオモチャのように扱う、必要な時だけ飼って、後は施設へさようなら は、
どうでしょうか。

その飼っていたペットに新しい飼主が現れて可愛がってくれるかも知れないし、そうでないかもしれない。

そうでないかもしれない、という事も考えて ペットには責任を持って飼っていただきたいです。

犬でも猫でもみんなハートがあります。
愛も ちゃんと知っています。


家族として共に暮らしていくのですから、どうか最後まで大切に そして愛を注いであげてください。




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