スペインに行ってまいりました | ロンドンで働く会計士のブログ

ロンドンで働く会計士のブログ

昔、DJ & バンドマンだった会計士の日記

4日間のバルセロナの旅から
帰ってまいりました。


試験を終えた自分へのご褒美と
受験生の彼氏をもってしまった
彼女への感謝の気持ちと慰労もこめて。



4日間は文字通りあっという間で
ロンドンの自宅に帰った今も
窓を開ければ
スペイン語やカタルーニャ語が
飛び込んできそうです。



ありきたりではありますが
やはり

サグラダファミリア
全身、五感が
キャパオーバーに陥るほど

フルブーストのかかった
インプット情報量。





サン・パウ病院(世界遺産です)
から出た瞬間
正面にまっすぐと伸びる
ガウディ・アヴェニューの先に

朝もやの中から
そのシルエットを
浮かび上がらせた
サグラダファミリアに

腰の辺りから首筋に
上昇する血流を感じるほどはっきりと
全身で感動しているのを
理解しました。


「誕生の門」を登ったとき
人間が成し遂げようとする
エネルギーの偉大さに痺れて
震えが止まりませんでした。



高く高く天を目指す
そびえ立った建築物は
設計者のガウディ(1926年没)はおろか
今を生きる僕らでさえ
その完成の日を見ることは
ないであろう
壮大なスケールの作品です。


一体、人間のどこから
こんな壮絶なアートを生み出す力が
生まれるのでしょう。



地球という小さな星の
ほんのほんの儚い時間に存在する
いち生物である人間。

しかし、自らがその存在し得る
その時間を超えたものを残せるのが
人間です。




建築、書物、音楽、絵画、彫刻

数百年、いや数千年
生きながらえて
後世の人間に尚
衝撃と感動を与え続けるのです。