土曜日の朝7時です。
まだ空はようやく白んできたところ。
昨夜はダイのリービング・パーティーでした。
こういうのって、その人の人柄がよく出るものです。
非常に賑やかで、たくさんの人が集まりました。
いよいよ、というより
まだ実感が湧かないでいます。
何度もブログで書いてますが
イベントの立ち上げからずっとやってきたパートナーであり
僕がロンドンに来た時以来の無二の親友でもあります。
この2年半の間
お互い、いろんなことがありました。
そういうのをほとんど共有してきた人間って
彼しかいないんですね。
その彼が、世界に羽ばたくために帰国するわけです。
なんというか、
ちょっと寂しいけど、
やっぱり嬉しいですね。
これからの彼の動きが
楽しみだからですよ。
目が離せない。
昨日の夕方、モゥ・ラウディ(ラッパー)から電話がありました。
以前、彼に渡したデモ曲についてでした。
早くレコーディングを開始しよう、という旨でした。
かつてブログでも触れたように
しばらく製作から遠のいていて
しかも、それ自体に以前のような情熱を失っている僕に
いったい何ができるのだろう。
モゥには曖昧な返事を返しました。
電話の後、リービング・パーティーに行く前に
WHSmith に立ち寄り、来年の手帳を買いました。
昨年も同じ店で手帳を、まさにこの時期に買いました。
真っ赤な本革で、手になじむ、お気に入りでした。
今年も同じものを、と思っていましたが
気が変わって、ちょっとデザインの異なる
やはり真っ赤な手帳を買いました。
そして、たった今、朝の7時に
12月の予定を新しい手帳に移していたわけです。
これからどのようにこの手帳を汚してゆくのだろう。
まだ、まっさらで汚れのない手帳は
どこか冷たく、血が通ってない機械のよう。
少し冷めたコーヒーを口に運ぶ時
ふと、モゥとのレコーディングをいつにしようかと
手帳と一緒に考えている自分に気付きました。