プロモの合間を見てレコード屋を回り、帰宅後すぐにBartokへ向かう。
もちろんDJとしてだが、Bartok では久しぶりのクルーと会うことになっていた。
Mo(モゥ)という黒人で MC をやっている奴。
かねてより一緒にやろうと誘われていたのだた、なかなか機会に恵まれず、
ずっと保留にしていた。
出会いは、4ヶ月ほど前ここ、Bartok。
それ以来の仲である。
今日はアイデアがあって、急に彼を呼んだ。
「モゥ、ハウスとのMC、興味あるか?」
「Wicked! 待ってたぜ、この野郎」
彼は3つのアクトを掛け持ちしていて、ロック、ヒップホップ、ガラージと各種だったが。
もっと新しい組み合わせにチャレンジしたかったとのこと。
タイミングがいい。
その後、彼としばらく今後のシーンについて話す。
ラテンハウスとレゲトンの話題で盛り上がる。
やっぱ黒人って、彼らにしかないノリってあるよね。
こっちまでオーバーリアクションになってしまう(笑
ところで、今日は BADJ (Javen) の誕生日。
ジェイヴンは南アフリカ出身。
といっても白人である。
父親がオランダ人で、母親がイギリス人。
ジェイヴンは本当に絵に描いたような「いい奴」で、
見た目はロック青年といった感じ。
ジェイヴンから引き継いでブースに立つ。
一発目はお約束
スティービー・ワンダーで「Happy Birth Day」!!
ジェイヴンが駆けよってくる。
「サンキュー! 幸せな誕生日だぜ!!」
僕の誕生日も、ここ Bartok で、レジデンスのDJたちから祝ってもらった。
その後、とにかく楽しんで回した。
ドレッドの黒人が2杯もワインを差し入れてくれた。
もちろんDJはタダ酒だが、こういうのはホント嬉しいものである。
先週の木曜日以来、いろんなことを思った。
いろんな人に助けられた。
明日は再び船のクラブイベントだ。
今度はうちのクルー総出で参加する。
もちろん心強い。
でも僕には個人的に課題がある。
それを片付けないとね。
久しぶりに、ラストの曲に Groove Armada で 「At The River」 をかけた。

Groove Armada / At The River
僕の中で、この曲は特別だ。
本当に満足したプレイのときだけ、最後のシメとしてかける曲。