島国に生まれたことを改めて実感する日々です。

今回は、アルゼンチン・タンゴの興行を
中国で実施すると言う不思議な作業にたずさわり
こうして上海にいるわけですが
やはり大陸の人たちの考え方は我々「しまんちゅ」には
理解できないことが多々あるのです。

中国人とアルゼンチン人の意見が対立してしまったとき
その仲裁に入るのは至難の業のようで実は気楽です。
なぜなら、どちらの言い分も理解できず同調できないから!
しまんちゅの「折衷案」が輝く瞬間です。

侵略し侵略されてきた先祖の血が流れている彼らは
まぶしいほどたくましいです。
めんどくさいですが憎み切れません。

そして、アルゼンチン人の踊るタンゴは
どんなにお先真っ暗な状況も一瞬すっかり忘れるほど
美しいです。

バンドネオンの音が聞こえてくると
何だかがんばれそうな気がしてきます。

それはエジンバラの街のどこかから
必ず聴こえてきたバグパイプの音色に似て
なぜか、きゅーんと胸に染み込んでくるのです。