
湖の脇でテントを張って暮らす人びとに
甘いお茶をいただいた。
車を降りた途端に、写真は一枚5元だのトイレは一回5元だの
追いやるのに苦心したが
わたしがケチンボだと知ると諦めてお茶をくれた。
お茶のお礼に日本のタバコとチョコレートとフリスクを振る舞う。
するとお礼にみんなで歌を歌ってくれた。
いかないで…いかないで…。
このつぎ来るときは連れてって…。
…って内容らしい。
中国政府による開発がどんどん進んでいる。
成都からラサまでの鉄道も今年開通した。
政府は新しい家をたくさん建てている。
普通のチベットの住居には屋根にタルチョが掲げてあるが
新しい住居には愛国心を示す中国の旗が掲げてある。
ラサや道中の農村にも赤い文字で政府のスローガンが塗られている。
中国民族団結。
富民富国幸福。
上海にいると中国は資本主義国かと勘違いするが
ここまで来るとまだまだ社会主義国の色が非常に強い。
これまで一体何万人のチベット人が殺され
今でも何千人のチベット人が政治犯として拘束されている。
連れてって…。
それは争いのない、古き良きチベットへの願いなのかな。