白いアスパラガスの思い出

今日のメインディッシュは
Nちゃんが焼いた手作りのパン。

パンをさらにおいしくするメニューを考えながら
会社帰りにスーパーへ行ったら
白アスパラガスが売っていた。

土曜日にKさんが連れてってくれたお店でも食べたけど
白アスパラガスはやっぱりすばらしくおいしい。

<今日のお献立>
ねぎたん特製　カンパーニュ
白アスパラガスとエッグクリームソース
キャベツとハマグリのスープ
BABBIのViennesi

キッチンで料理を始める前に
思わず赤ワインを開けて
パンを一切れ食べちゃった。
おいしいよーNちゃん!

まずアスパラガスの皮をむく。
むいた皮はいい香りがするので
スープの出汁に使う。
アスパラガスの香りが付いたお湯に
お酒とハマグリを入れ
味付けをしてキャベツを入れる。
ゆでた大豆があったのでそれもついでに入れる。
豪快な温野菜みたいな、おいしいスープができた。

アスパラのソースは
卵に塩コショウをしてボウルでグルグル混ぜながら
アスパラをゆでてるフライパンの隅にボウルの底を当て
湯せんにかけるととろとろのスクランブルエッグになる。
これにおろしたチェダーチーズと生クリームを少し。
マヨネーズをかくし味に!
アスパラとの相性もさることながら
Nちゃんのパンとも良くあった。



白いアスパラガスを食べると
実は6年前の5月を思い出す。
ひとりでベルリンに行った。
どうしても会いたい人がいて。
届いた手紙から与えられたヒントは
オレンジの自転車とブルーのドア。
たくさんのベルリンの人たちに助けられて
3日かかって見つけ出したブルーのドアには
おおきくその人の名前がかいてあった。
その日その人のために
その部屋でわたしは白いアスパラガスを料理した。
今日みたいにタマゴのクリームを作って。

その部屋の外にはピンクのライラックのお花が
誰も見ていないのが切なくなるほどたくさん咲いていて
夜になると窓を閉めてても香りが忍び込んできて。

さて、コーヒーでもいれて
先月結婚したお友達がくれたBABBIのチョコ食べよ。