中学3年生の娘、花ちゃんが












朝起きれなくなって5ヶ月が過ぎました
「公立高校の受験初日」
それはそれは大変な1日でした…
1月27日の全日制私立受験では
朝が起きれないまま、当日を迎え
思ってたよりもすんなりと、
行く事が出来ました。
かなり心配しましたが、無事に終えた
事が自信にも繋がったかなーと思って
たのは私の勝手な思い込みでした
朝は目覚まし2つで6時45分に起床
ひとりでリビングまで来て
こたつに座り
食べれる量の一杯のご飯と
味噌汁の汁のみ、納豆、海苔など
やっと口に入れてる様子。
ご飯も何とか食べてるから、
大丈夫だと思い
目を離して自分の準備をしている間に、
花ちゃん、なんと
ゴロンと横になってた
それからが大変でした。
「身体がキツイ、もう起きれない、無理…
行かないといけないけど、身体が動かない」
ついに泣き出してしまいました
私、「この5ヶ月、こんな大変な思いをさせて
申し訳無いと思ってる。もう、これ以上無理しなくていい、高校なんて所詮通過点、公立高校、しかも全日制にこだわらなくてもいい、
今日は行かなくていいんだよ」
と、伝え、背中をさすったり、ふくらはぎを揉んだり、昇圧剤(メトリジン)を飲ませてとにかく落ち着いてもらおうとしました。
しかし
「どうしたらいいかわからない…
行かないと迷惑がかかる」と
私「迷惑なんて事はない。
自分の人生だから、思うようにしたらいい」
なんか、こんなに悩んでる姿、
かわいそうで、苦しみから
開放させたかった。
でも、自分で決める事が必要だから
待ちました。
自分の口から行かないと言えば、
すぐに担任に連絡するつもりでした。
悩んでる様子は変わりなし
私「集合時間にはおくれてるけど、
とりあえず受験会場まで行って、
その場所で考えてみる?」と
花ちゃん「うん」って
すんなり制服を着て、荷物を持ち
身体を支える事もなく、自分の足で
歩けていました。
車の中では髪はぐしゃぐしゃ、
目は真っ赤でしたが、嫌がっている
様子ではない
車の中でアレルギーの薬を飲ませて、
15分遅れで到着。
車からもすんなりと降りてきた花ちゃん。
会場に着くと、受験生全員が体育館への
入室前の体調チェックをしていました。
引率の先生が話しをつけてたみたいで、
慌てて駆け寄って来ました。
無理なら帰ろうかとも思いましたが、
学校側は大丈夫な様子。
問題は花ちゃん。
「無理…」私に何度も言ってくる
引率の先生に保健室があるのか?
どうしても出て行きたい時はどうすれば
いいのか?など慌てて聞き、
受付で伝えておくから
近くにいる職員に伝えるようにと言われ。
自分達の順番になり動きだした。
「私、待機しておくから、電話しなよ!
その時はすぐ迎えに行くからね
無理せず、帰っていいよ」
と伝えると
花ちゃん流れに身を任せて
歩いて行きました…
私、それから携帯を握りしめ、
離れた公園駐車場に車を停め
学校が見える場所まで歩いて行くも、
校内はもちろん一歩も入れず。
不審者のように学校周辺を散歩してました
無理させたな…
いや、ここを乗り越えないと
後悔させる事になるんじゃないかな…
色んな気持ちが巡りあっと言う間の
4時間でした
心配しましたが
無事に笑顔で帰ってきた花ちゃん
しかも皆と同じ終了時間に!
とりあえず1日目終わった…
ほんと良く頑張ってくれました