キレイにおいて、こんな便利なものを絶滅させてなるものか。

無くなりそうで無くならないもの、そのひとつに"日傘"があります。

いや、10年後にはたぶんもう絶滅しているのかもしれない。

でもそれだけに"天然記念物"のように、理由はないけれど、ともかくみんなで何とか残していかなきゃいけないもののような気もする。

ある美容皮膚科 へ向かう途中の夏の日、さわやかなブルーのワンピースに白いレースの日傘をもった女性に会った。

その人はおそらくまだ20代。

こんな若い女性が日傘をさしていることにも驚いたが、私を本当に驚かせたのは、むしろその女性の存在感ある美しさだった。

ここで私は考える。

人をしばしボー然とさせるほどの美しさは、どこから来たのか。

もしこの人が日傘を持っていなかったら、おそらく"ボー然"はない。

しかし日傘を持つ人すべてに"ボー然"とするのではない。

ここで浮かびあがったのは、若さ×日傘=ボー然という方程式だった。