今ならパン教室 東京でも気軽にパンを作れます。

欲しければスーパーやコンビニに行けば、まず手に入るでしょう。

でも、いくら望んでも買えない時代もあったんです。

ニュルンベルクで1302年から1315年に出されたパン屋およびパン規定によると、およそ次のようなことが定められていた。

・コムギ粉とライムギ粉を混ぜ合わせぬこと。

・両種は別々に保存すること。

・小さすぎるパンを焼いたパン屋は、罰金6ペニーを町議会に支払うこと。

・小さすぎるパンは、パンベンチにのせ、5個を4個分の値で売ること。

・これに違反したものは60ペニーを町と町議会に支払うこと。

・請負のパン焼き職人(店を持たず、町から借りたパン窯で、市民のこねてきたパン生地を焼く職人)が違反した場合は、水責め、つまり枷をつけて水につけられること。

・パンの販売は毎日検査を受けること。

・町の外部からパンを持ち込んで販売する者が、規定に違反した場合は、パン30個が切り刻まれること。

・どのパン屋もパンの販売には、パンの下に布巾を敷くこと。

この水責めの刑はニュルンベルクは例外的に請負のパン焼き職人にのみ科せられているが、他の都市ではすべてのパン屋に及んでいた。