忘れないように出産の日のことを記録してみます

てか、あんなに痛かったのに、驚くほど早く忘れかけてる

きっと、次の出産がイヤにならないように忘れるように人間って出来てるんだろうなぁ
すごすぎるw

2011年1月28日(金)快晴

病院の窓からは富士山がくっきり見えたらしい。
☆朝7:00 トイレに行きたくて目が覚める。が、なんかいつもと違う感じ

「もしや破水
」

とおもい、ネットと本で調べてみたところ、なんだか怪しい。。。
「予定日一週間前だし違うでしょ」と思いつつ、病院に電話

一応、入院準備をして行くことに

でも、旦那さんくるの来週だし、これは破水じゃないと思い込むことにしつつタクシーへ。
☆8:00 病院到着
破水か調べた瞬間、
「今日か明日には産まれますね」と。
とりあえずジャカルタの旦那さんに電話。
この時、彼はインドネシア国内出張の為、ジャカルタから飛行機で数時間の場所に…。
でも明日だったら立ち会えるかもとか思いながら、心の中で陣痛が明日くるよう願う。
が、そもそも帰国できるかが謎な状況

ちなみに既にチケット&休暇は予定日付近でブッキング済み

まぁ、立ち会えなくても仕方ないなぁと覚悟を決めました

むしろ旦那さんの方が立ち会えないことに悲しそうな感じでした。
まぁどうせ、痛いものは痛いし。どっちでもいいゃ

あまりの予想外出産になったので怖いとかもあんまり思わず、出産に望む感じになりました

そして陣痛室に移動

で、ここから数時間は、まだ陣痛もなく余裕で朝ご飯食べたり、ツイッターで「破水なう」とかツイートしたりと超余裕

☆10:17 陣痛開始

10分間隔で、1分くらい、なんかかるーい生理痛な感じ。
ここで破水してたため、陣痛促進剤投入決定

こりゃ今日産まれるな…
☆10:58 陣痛2分間隔。この頃、結構痛め

しかも、おなかじゃなくて腰と太ももの横らへんが痛くて母にテニスボールで押してもらうと治ること発覚

一気に子宮口4cm開く。
でも、まだまだ産まれないみたい。。。
ここから先は、激痛すぎてあんまり記憶なし。ツイートも終了。
とりあえず、私は陣痛の痛みから逃れるため寝るという作戦を本能的にとったようです

陣痛は、フーって息はくと治まるけど、痛すぎると息のはきかたわかんなくなって死にそうでした

でも、上手く吐けるとスッと痛みが消える不思議な感じ。
恐らく寝たり起きたりを繰り返すこと4時間~5時間。
気持ち悪くなるくらい痛かったような記憶が。てか吐きました(笑)
このとき子宮口8cm開いていたようです。
☆15:30か16:00くらい?
「起きてください」の声で分娩室に移動。
そこからは、なんかイキみたい衝動が時々やってきた。
それに合わせていきみました

途中、赤ちゃんが降りてきてるのが分かって
「ペコちゃん、頑張れ~」って叫んだらググって進んで、いきなりフッて軽くなったと思ったら
スルスル~って感じがして、先生が「はい!出てきたよ」って

ここまで一時間弱
ついに、女の子誕生

なんか最後は、私の骨盤が小さい&へその緒がちょっと巻いていたみたいで、
頭の途中で止まってしまい少し時間がかかったものの
無事出てきて、大きな産声をあげて誕生しました。
声と姿を見たときは、朦朧とした意識の中、
「え?終わったの?」という驚きと、「ちゃんと産まれてくれて良かったぁ」という2つの気持ちが混ざった不思議な感覚でした。
産まれた直後にお腹に赤ちゃんをのっけてもらったとき、
小さな手で、わたしの手をギュッて握ってきて、
小さな口で、おっぱいを探してきて、
小さな目で、わたしの顔をみつめてきた。
そんな10ヵ月お腹にいた我が子を実際に見ると、
小さくて、可愛くて、頼りなくて、こんな適当なあたしでも、守ってあげないといけないなぁって気持ちがわいて自然と涙が出てきました。
痛かったし、辛かったような数時間だったけど、本当に産まれてきてくれて嬉しかった。
本当に、うちに来てくれてありがとう。
そんな気持ちでいっぱいの出産体験でした。
