今回参加し直したティーチャーズトレーニングは
朝から夕方までほぼ毎日通う
1ヶ月集中トレーニングです。
なんと幸運な事にJさんの他に
日本人女性のMさん、Yさんが参加していて私を含め日本人が4人いました

すぐに仲良くなりました

前回のカリキュラムと違って今回は毎日トレーニングに通うので迷ってる暇もなく日々が過ぎていきました。
でもやっぱり毎日ドキドキしてて今日はどんな試練があるんだろうって緊張してました。
私が1番緊張するのは自分が発言する時です。
授業で生徒が順番にテキストを朗読する時間があるのですが、
自分が回ってくる所を確認して
必死に焦り気味で心の中で朗読の練習

私の番が回ってくると講師のクレアが『朗読するの大変だったら無理しなくていいのよ。どうする?』
ほんの一瞬ためらいましたが
『Try!!』と私

普通なら『Can I try?』というニュアンスで答えるべきでしたが。。

クレアはニコッと笑って『じゃぁ読んで。』
みんなのようにスラスラ読めなくて恥ずかしかったけど、少し前の私なら確実に朗読せずにスルーして縮こまってたんだろうなぁ。
生徒通しでペアになってアジャストメントの練習の時も『私、力強過ぎなかった?』と聞くと
『あなたのアジャスト、強すぎず弱すぎなくてとても心地よかったわよ。』
相手の目を良く見て聞いていると何を言ってるか自然にわかるようになる。
少しでもみんなとコミュニケーションをとるようにしました

5人でグループになり1人がポーズを教え、他が生徒役する時間はやっぱり伝わるか不安でした。でも私のインストラクションが終わると皆が『Amazing!!』『Perfect!!』とか『頭の中では日本語と英語、どっちで考えてるの?』って。
英語が通じてるだけじゃなく、インストラクションまで褒めてもらえたり

授業中、生徒がシークエンス(クラスの組み立て)を考えて講師に提出し、チェックしてもらう時間があります。
私が提出するとクレアは
『うんうん!いいわ!パーフェクトよkanako!』なんて言われて他の生徒に『kanakoのシークエンスみせて~』って参考にされる事もありました

テスト対策の為、生徒が2グループに分かれ問題の出し合いをした時も私が問題に答える事ができると、他のみんなは少し驚いたりしてました。

ルームメイトに
『英語ができないと、ヨガの事も分かってないと思われてしまう。だから少しでも多く発言した方がいい。』と言われた事がありました。
確かにそのとおりで、決してみんな悪気があるわけじゃないけど思ってたより私がヨガの事を理解してるとよく驚かれました。
毎日楽しくてうまくいっていたわけではなく、落ち込む時もあったけど出来る限り発言するようにしました。
それでもほかの皆にくらべれば控えめでしたが、以前の私よりは確実に成長していたはず

夕方トレーニングが終わって疲れてたけど、英語から離れないように夜は一般のヨガクラスにも参加しました

宿題もそんなに苦にならなかった

毎日が忙しくてあっという間に1ヶ月が過ぎようとしていました。
トレーニングの最後の2日間がテストになります。1日目が筆記試験で2日目が実技試験です。
テスト対策で生徒のMさんやYさんと一緒にKさんに家庭教師をしていただきました。
皆で勉強する時間、すっごく楽しかったな

筆記問題はモチロン英語で出題され英語で解答です。
過去問を繰り返し問いたりテストに出そうな所をひたすら覚えました。
筆記試験当日、ルームメイトから『wakaranakutemokakimakure!』
メールが届きました

よーし

筆記試験は時間はかかりましたが言われた通り書きまくったので出来はまずまずでした

いよいよ次の日は実技試験です。
夜はKさんに最終チェックをしてもらい、自分が試験で言うポーズを、食器を洗いながら練習。お風呂の中でも布団に入ってからもひたすら練習練習。
実技の朝はルームメイトも早起きしてくれて、練習台になってくれました。
Kさんから『kanakoちゃんは声が小さいから講師はそれを心配してるはず。みんなの前に立ったら大きな声で "Can you hear me?"って言って自分で声の大きさを確認してごらん。』
訳すと『聞こえてるー?』という意味。普通アメリカ人ならその状況でこんな事は言わないけど、英語が不十分で声が小さい私ならではのセリフですね

私の番は3番目。
前の人が終わり、名前を呼ばれみんなの前に立ち、大きな声で『Can you hear me~?』
みんなが笑いながら
『yeah!!!』『O~K~‼』
ちょっと声が震えたけど。
つかみはオッケー
あれだけ練習したんだから私は大丈夫。
もう前みたいに縮こまったり不安そうな顔なんてしない。