鎮魂
私にとって あの日のリアルは
「新宿で買い物中の被災」
たまの休日に珍しく東京に用事があって
済ませた後 新宿をぶらぶらしていた時に
東日本大震災は起こりました。
当然山梨に帰れなくなり
大都会に一人
夜9時前までホテルや喫茶店を探り歩く
寝床探しと、とりあえずの食事。
出発の朝に呟いたSNS
吉祥寺暮らしの友人が読み拾ってくれなかったら
おそらくどこかの駅かホテルのロビーに
転がっていただろう
友人には今でも非常に感謝している。
2時間 西荻まで歩いた
携帯には 宮城出身の私に沢山のメール
充電を切らせまいと 端的な返信
立ち寄ったコンビニのものの無さ
歩いても歩いても寒い身体
友人と余震に怯えた一夜
奇跡的につながった電話 祖母の声
宮城の実家の「全員無事」
………
私自身被災をしたとはきっと言えないが
あの日のリアルを 語り継ぐことこそ
鎮魂と追悼の意にかえられると考えます
私のリアル 私にとっての震災
2016.3.10
