こんにちは。

 

今回は優の連鎖(造語)についてお話したいと思います。

ちなみに負の連鎖の対義語はないとされています。

 

 

 

前回の負の連鎖のお話、どう思われたでしょうか。

 

長い月日によって身内によってストレスが溜まっていく母親の話をしましたが、

他人からの言葉の攻撃も大きな負担となります。

 

何人かの女子高生達に駅で笑われ、「キモイ」などと中傷を受けたサラリーマンがその日のうちにネットで女性を誹謗中傷をしていたと言う事例を目にした事があります。

 

良識ある大人ならそんなことで爆発する?

と思うかもしれませんが、人間いつ爆発してしまうかわからないのです。

そして爆発頻度も人によって違います。

 

もしかしたら、女子高生も誰かに傷つけられた事があり、自分を強く見せようと、群れてそのような事を言うのかもしれません。

あるいは、思春期特有のものかもしれません。

 

こうやって「もしかしたら」と考えていたらキリがないですが、考える行為が世界を良くしていく と言う事は大いにあると思います。

 

色んなパターンを考えることによって、人の気持ちを汲み取ってあげる事ができるのではないのでしょうか?

 

取り越し苦労(無駄な心配)にならないような程度で考えると言うのが難しいところでもあります。

 

 

そしてここからがさらに難しいのですが、

考えてから行動に移すことです。

 

他人に声をかけることは現代社会ではリスクを伴う危険性があるので、ほとんどの人がしない行為です。

 

 

それではまずは身内、家族などに声をかけるのはどうでしょうか?

 

家族に挨拶、まずはこれだけでもいいのです。

 

おはようから始まり、行ってきます、ただいま、おやすみまで。

時々感謝の気持ちを伝えていったり。

 

余裕がある時に何かを手伝う。これだけでも支えになりますね。

 

 

他人にも同じく、自分に余裕がある時に何かを手伝う、助ける。

簡単なことで構いません。

 

お年寄り、妊婦さん、小さな子、具合の悪そうな方、体が不自由な方に席を譲る。

あれ、これって私達がよくやってる事ですね。

でもなかなかできないのが現状です。

 

お年寄りに限っては「年寄り扱いするな」と怒らせてしまったり、難しい人も中にはいます。

面倒なんですけど、そこで思いやりを止めてしまってはもったいない。

 

また別の機会で自分に余裕ができたら、譲ってあげたいなって気持ちが湧き出てきたら譲ってあげたらいいんです。

 

一日一回でもいい、一週間に一回でもいい、一ヶ月に一回でもいい。

 

嬉しいなって、思ったらその気持は連鎖して、その人もまた誰かに優しくできるはずです。

 

私も過去に子供三人と電車に乗った際、なんと老夫婦が子供に席を譲ってくれました。

申し訳なさと嬉しい気持ちが混ざった状態でお礼を言い、老夫婦は子供を見てニコニコ笑顔でお話されていました。

 

私は若い頃に妊婦さんや子連れの方に席を譲ったりしていましたが、それからは座り込んでいるお年寄りにも声をかけたりできるようになりました。

とても優しくなれた気がします。

 

他人の繋がりは生きていく上で欠かせないものです。

人に優しくするきっかけをあなたが作ってくれたら、素晴らしい連鎖ができることでしょう。

 

まずは身近な人から優しくしてみてはいかがでしょうか。