近藤勇(こんどう いさみ)
声 -大川透
新選組局長。おおらかで剣術にも長け、何より人情深く涙もろい。皆の信頼を集める大将。島原では拳を口に入れるネタを披露して、笑われた経験がある。土方のことを「トシ」と呼んで信頼している。終盤で政府に引き渡されて、斬首されてしまう。
山南敬助(さんなん けいすけ)
声 -飛田展男
新選組総長。身長171㎝。にこやかな笑みを浮かべながら、冷酷な策士の顔も見せる。幹部でははじめに羅刹になる。表向きは死んだことにされている。左腕を負傷してからは、自嘲するような発言が増えた。そして左腕を治すために人間として死ぬつもりで変若水を飲んで羅刹化した。衝動で主人公の血を求めるが、後になって羅刹化しても平気になった。だが、終盤で主人公を守るために戦い藤堂と共に力を使い果たし灰になった。
永倉新八(ながくら しんぱち)
声 -坪井智浩
新選組二番組組長。身長173㎝。曲がった事が大嫌いな性格。剣術では新選組一ともいわれる腕だが、酒と女好きな一面も持つ兄貴気質。島原の遊女に貢ぎすぎて、よくお金関連で悩んでいる。筋肉自慢も多いが、生まれはそこそこの立場の武士であり、実際は政治に詳しく教養も備えている。原田曰く「政治の事は無駄に詳しい」。作中では、主人公の事を「可愛い妹分」と称す事も多い。
井上源三郎(いのうえ げんざぶろう)
声 -小林範雄
新選組六番組組長。年長者幹部であり、優しく見守る誠実な人柄で皆に信頼されている。主人公を娘のように思っている。穏やかだが、食べ物を粗末にした永倉と原田を怒鳴りつけるなど厳しい一面も併せ持つ。幹部たちからは「源さん」とよばれている。
山崎烝(やまざき すすむ)
声 -鈴木貴征
新選組諸士調役兼監察。冷静沈着な監察方として影から新選組を支え、土方を尊敬している。沖田とは犬猿の仲で、作中でも度々衝突している場面がある。
主人公を医学関係で支え手伝ってもらうことが多い。とても真面目な性格ゆえに、やっかいごとを背負い込んでしまうこともたびたびある。
冷静な性格だが、黎明録では今まで見られなかった怒りがあり、龍之介と口論し殴り合う場面などがある。
風間から土方を守るために背部を斬られて重傷を負った。主人公から手当てを受けるが間に合わず息絶えてしまう。
島田魁(しまだ かい)
声 -大羽武士
新選組諸士調役兼監察、伍長、軍監。新選組を影から支える縁の下の力持ち的存在。大の甘味好き。
伊東甲子太郎(いとう かしたろう)
声 -千々和竜策
新選組参謀、後に御陵衛士隊長。北辰一刀流の道場主であり、近藤に博識と剣の腕を買われ新選組に入る。独特な喋り方をする。
松本良順(まつもと りょうじゅん)
声 -佐藤広太
31歳。幕府と新選組お抱えの蘭医であり、主人公と綱道の知り合い。主人公が京へと綱道を捜しに行った際に偶然家を留守にしていたため、主人公からの文に気付けなかった。
榎本武揚(えのもと たけあき)
声 -伊藤栄次
大鳥圭介(おおとり けいすけ)
声 -内匠靖明
陸軍奉行。土方と共に最後まで戦った。だが、はじめはそりが合わなく衝突することもしばしばあった。容姿は幼げだが、実は土方より年上と言うことで島田は驚きを隠せなかった。
天霧九寿(あまぎり きゅうじゅ)
声 -山口りゅう
風間や不知火と行動を共にする鬼。風間と同じく薩摩藩に属する。武器を持たずに素手で戦うが、藤堂の鉢金を素手で破壊するほどの力の持ち主である。礼儀正しく、口調も敬語。あまり戦いを好まない性格であり、池田屋で藤堂に怪我を負わせたことを新選組に謝罪している。
不知火匡(しらぬい きょう)
声 -吉田裕秋
銃を使う鬼。長州藩に属する。新しい物好き。新撰組との戦いにて原田とは宿命関係となり、それ以降新選組との戦いの際原田と戦うことが多い。原田との3度目の戦いの際、羅刹による襲撃で2人で協力して羅刹と戦う。
南雲薫(なぐも かおる)
声 -伊藤葉純
主人公が町で出会う少女(女装である)。顔立ちが主人公と似ている。正体は生き別れになった主人公の双子の兄。
南雲家に養子として引き取られたため、名字が「雪村」ではない。両親亡きあと、心優しい綱道に引き取られて幸福な少女時代を過ごしてきた主人公とは違い、女鬼と思って引き取り、落胆した南雲家に薫はひどく辛い生活を余儀なくされたらしい。彼は自分の両親や、家族との楽しい時間を奪った人間たちを憎み、同じ境遇にありながら幸せに暮らしていた主人公をも憎んでいる。沖田を変若水を飲めば労咳が治ると罠にはめ、沖田を羅刹にするきっかけを作った張本人。沖田と戦い、圧倒するが突如現れた風間に貫かれ死亡した。
主人公の小太刀「小通連」と対の太刀「大通連」を持っている。
雪村綱道(ゆきむら こうどう)
声 -齋藤龍吾
主人公の父親(養父)であり、羅刹と呼ばれる元となった薬を作った本人。
千姫(せんひめ)
声 -石川綾乃
主人公が町で助ける少女。鈴鹿御前の直系にあたる、京を統べる旧き血筋の鬼の姫。立場的には東の純血鬼である主人公よりも高い立場にいるらしい。に色々な情報をもたらしてくれるお姉さん的存在。あるルートでは主人公の代わりに子を産むと言ったり、その身を案じ護衛をつけさせる等、何かと主人公を助けてくれる。
君菊(きみぎく)
声 -勝田晶子
表向きは島原の芸妓だが、正体は千姫に仕える忍。推定18歳。君菊は源氏名で、本名は菊月。本人曰く戦闘はあまり得手ではないらしい。