こんにちは。


らんです。




先日


レンタルショップの閉店セールに


行ってまいりました。



閉店2週間前から


DVDとアルバムが全て300円。


セール初日にお店の前を通ったら


その日は開店前から長蛇の列。


駐車場にも入れない様子あんぐり



ほとぼりが冷めた2日後に


お店に行ってみると


品数はかなり減っている。


私が1番欲しかった


『ヴァイオレット・エバーガーデン』は


きれいサッパリなくなってる。


でしょうね悲しい



次にお目当ての


韓流ドラマコーナーへ。


『真心が届く』は


飛び飛びで数巻しか残ってない悲しい


あ、でも


『トッケビ』は


まだ全巻残ってるひらめき



だけど


韓流ドラマって


日本のドラマと違って長い。


『トッケビ』は


全部で15枚のシリーズ。


これ全部買うと


4500円する。


結構なお値段するよね。


どうしよう…



ふと


壁に貼られたお知らせを見たら


閉店1週間前になると


100円に値下がりするらしい。



う〜ん、これを待ってみようか。


4500円→1500円は


かなりお得❣️


それまでに買われないことを


願おう。



値下がりする前日に


改めて視察。


『真心が届く』はそのまま。


さすがにあんなに抜けがあったら


誰も買わないよね。


『トッケビ』はまだ残ってるひらめき


…と思ってよく見たら


11巻だけない。


う〜、ショックえーん


それでも


ネットで探したら


11巻だけで売ってたから


やっぱり明日


早くに並んで買おう💪



翌日


子ども達を引き連れて


開店1時間前にお店へ。


もうあまり商品が残ってないから


さすがに誰もいないんじゃないか


と思っていたけど


すでに10人以上の人が


椅子に座りながら外に並んでる。



ひゃ〜あんぐり


同じ考えの人たちがいる。


どうだろう?


この人たちの中に


『トッケビ』目当ての人は


いるんだろうか?



放射冷却のおかげで


からだが芯から冷える。


車で使ってたひざ掛けを


肩にかけてたけど


そんなもんでは凌げやしない不安


カイロ持ってくればよかったなぁ。


立ちっぱなしで


足がだるくなってきた。


椅子持ってくればよかったなぁ。



子どもたちとおしゃべりして


寒さに震えながら待っていると


前に並んでる人たちが


椅子を片付けだした。


おっ、そろそろ開くか?



1番前に並んでた老夫婦が


椅子を車に片付けて


代わりに


なにか大きくて丸いものを


取り出してきた。


あれは、なに?



おじいさんはおもむろに


その丸いものを広げた。


それは


洗濯物入れる大きなかご。


それを何個も持ってきた。


前に並んでる他の人達も


大きなかごを


どんどん持ち出してきた。



ん?どゆこと(⁠・⁠o⁠・⁠)?


これはもしかして…



そして迎えた開店時間。


店員さんが入口で門の役目をして


一人ずつ時間差で入店させる。



私の番が来て


お店のかごをつかんで


ドキドキしながら


一目散に韓流コーナーへ。



そこで目にした光景は…


持参のかごを床にドンと置いて


商品を片っ端から両手で持ち上げ


ガササッ!ドシャドシャッ!と


容赦なく突っ込んでいく人たち。


て、て、て、て、


転売ヤーやないかあんぐり


想像してたことが現実に。


や〜め〜て〜笑い泣き



いや、でも


まだあきらめるな、私!


『トッケビ』は


11巻が欠けてたから


まだ残ってるかも。


目を高速移動させる。



だけど


探せど探せど


『トッケビ』の姿はどこにもない。



…いや、あった。


大きなかごの中に


他の商品と一緒に突っ込まれてた。



チーン…無気力



せっせと動く転売ヤーさんたちと


1人立ちすくむおばちゃん。



自分のお目当てをゲットして


助っ人に来てくれた長男が


「どれがほしいの?」


って聞いてくれたけど


「もう、ない…ショボーン


ってしょぼくれることしか


できなかった。



せっかく来たんだから


なにか他のものをと


まだ残ってた『真心が届く』を


買いました。


めっちゃとびとびだけどね〜悲しい


お話的には


「真心が届く」の方が好きだから


まぁいいか。


持ってない巻については


ABEMAで


無料期間に見ればいいよ。


いつかまた


他の店舗で閉店セールしたら


そのときにリベンジだ💪



子どもたちは


お目当てゲットできてたから


むだ足ではなかった。


それがせめてもの救い照れ



にしても


転売ヤーなるものに


初めて遭遇して


悔しさはもちろんあるけど


ある意味勉強になった。


世の中は甘くないことを


教えてもらいました。



「商品を片っ端から」と書いたけど


戦いが終わって


改めて現場に戻ると


実際は「片っ端から」ではなくて


ちゃんと選別して買ってるみたい。


『冬のソナタ』とか


昔過ぎて


値段があまりつかなそうなのは


きれいに残されている。


リサーチしてきてるみたい。



それに


これは私の推測だけど。


100円セール前に


『トッケビ』11巻だけが


なくなっていたのは。


全巻揃わなくすることで


買われる確率を減らすため


なんじゃなかろうか。


そうして


100円セール当日に


残りの巻すべて買えば


全巻そろった状態で


転売できる。



恐るべし転売ヤー。


賢くないとできないよ。


でも


そんだけ賢いんだったら


もっと他のやり方で


いくらでも稼げるんじゃない?



私が悔しがっていたら


長女が


「お金を得したいっていう動機で言ったら、転売ヤーも私らも同じだよ」


そう言って


慰めて(?)くれました。



確かに。


「少しでも安く買いたい」


という思いは


お金への執着という点で言うと


転売ヤーと変わらない。



それでも


やっぱり嫌だったのは


商品に対する愛情が


感じられなかったこと。


ガサガサッ、ドシャドシャッと


放り投げるように


突っ込んでくサマが


すごく嫌だった。


せめてもう少し丁寧に


優しく扱ってあげて〜悲しい


これは


負け惜しみなんだろうか。




後日談として。


あのとき羽織ってたひざ掛けが


なくなったことに気づいて


お店に連絡したら


拾ってくれた人がいたそうです。


おばちゃんの


使い古したひざ掛けは


さすがに転売できないよね(笑)



転売ヤーは嫌だけど


もしも


拾って届けてくれた人が


『トッケビ』をさらっていった


転売ヤーだったとしたら。



そんな妄想をして


ちょっと笑ってしまいました。





ブログを訪ねてくださった皆さま

ありがとうございます。


それではまた照れ