こんにちは。


らんです。




高校3年生の長男


来週


通信制高校のスクーリングが


2日間あります。


レポートはすべて提出したので


今月スクーリング行って


来月テストを受ければ


なんとか卒業できそうですニコニコ



そして


受験に向けて


勉強がんばってます。


1年近く不登校で


ずっと寝て過ごす生活してたから


今年の受験はムリだろうなと


半ばあきらめてたのですが。


通い始めた塾と相性がいいのか


たんたんと勉強してます。



1日英単語100個暗記


1週間でこなす数学の範囲は


三角関数、指数関数、微分積分、…


授業を受けてこなかった範囲を


まとめて詰め込んでいる。


さらに


11月からは理科も受講予定。


受験まで日にちがないので


もう今から自習を進めておく。



塾では


個別指導以外に


自習することもある。


お昼から夜まで6時間以上


自習スペースで


ずっと勉強しているらしい。


「ちょっとは休憩入れたら?」


「伸びくらいはしてるよ」


いやそれ、休憩とは言わないよ驚き



勉強のブランクがあるので


受験に間に合わせようとしたら


それくらいやらなきゃいけない。


仕方のないことなんだけど。


勉強漬けなスケジュールに


ちょっと心配になる。



「受験できるのは今年だけじゃないからね。ぷつっと切れないように、適度に休み時間入れなね」


そう声かけてみる。


無理をして


また


寝たきり生活に戻りはしないか


心配になる。


だけど本人は


「(不登校してた)あの頃に比べたら、全然ラクにやり


カウンセラーさんに


そう話していたそう。



不登校は


そこまで苦しいものだったんだね。



自分の存在価値を見失って


その日を生きるのがやっと。


そんな夜を


幾度も乗り越えてきた。


だから


大変なことがあっても


あれより最悪ではないと


乗り越えられるエネルギーに


なってるんだね。



もし私が


今の長男の立場だったら。


勉強がかなり遅れた状態で


受験日が刻々と近づいてくる


そのプレッシャーに


押し潰されて


投げ出してるかもしれない。



でも長男は


ストレスを感じてる風もなく


焦ってる様子もなく


へらへらっと過ごしてるイヒ


ただ


自分がやるべきことに


一点集中してるように見える。



数か月前まで


この世の終わりみたいな顔して


大きくて黒い影を


からだいっぱい背負ってたのに…



集団生活は苦手だけど


学ぶことは好きなんだろうな。


心は繊細なままだけど


強さも身についたんだろうな。



経験したくないことはあるけど


『悪い経験』なんてものはない。


その経験から


なにを学んで


次にどう繋げていくか。


長い目で見てみたら


『悪い経験』は


『あのときは苦しかったけど、今の成長した自分になるために必要だった経験』


に変わっていく。




将来のこと考えたら


高校は卒業してほしい。


その願いは今でもある。


だけど


『学校に行かなきゃいけない』


それってどうなんだろうなぁって


長男を見てると思う。



集団生活に馴染める子ども


馴染めない子ども


いろんな子どもがいる。


それは自然なことで。


無理に1つにしようとするから


不自然さに


押しつぶされる子どもがいる。



お金を稼ぐために


みんなが通う学校に通って


大学に入って教育を受ける。


それは安定した道だけど


いくつもあるうちの


1つの道でしかない。



生きていくのにお金は必要だけど


お金をいっぱい稼ぐことが


最終目標ではないはず。


お金を稼いでどうしたいのか。


自分がどう生きていたいのか。


そのために


お金はどのくらい必要なのか。


お金を稼ぐことに必死になって


生き方を見失わないように。


お金と幸せのバランス。



そういうことを考える時間が


子どもたちにあるといいな。




どんどんと


不登校になる子どもが増えている。


タイムリーに


苦しんでる子どもと親が


たくさんいる。


よくないことのようだけど


いい流れになっていく


と私は思ってます。



問題が大きくなれば


対処する力も


大きくならざるをえない。


学校以外で


子どもたちの居場所が


どんどん増えてくるはず。


サポート施設や通信制高校の


金銭的負担を減らしていく方向に


向かってくれれば


親も


学校に行かない子どもを


安心して受け入れられる。




みんなと同じじゃなくても


自分らしく生きていい。


道は自分で作るもの。



そういう時代が


近づいてるんだと思います。




長男は


今は模試の真っ最中。


「ほとんどわからんやろうから、1日ぼーっと座ってる時間になるんじゃないにやり?」


って自虐的に言っていた。



できない自分を受け入れる。


これができるようになったのは


不登校を経験した『おかげ』。


苦しい経験を


成長の糧に変えることができた。


親が知らないところで


子どもはちゃんと成長していく。





ブログを訪ねてくださった皆さま

ありがとうございます。


それではまた照れ