らんです。
8月の終わりから
2ヶ月間
休まず登校していた長男(高2)。
先日
「今日1日で疲れ果てた。明日行ける気しない」
と言いました。
最近は
学校祭や体育祭に
後ろ向きながらも出席して
今度の修学旅行は
それなりに楽しみにしてたのに。
「疲れ果てたか。そっか。学校でなにかあった?」
と聞いても
「まぁ、…あるとしたら学校しかないよね」
と言うだけで
それ以上のことは言わない。
次の日
朝になっても起きてこない。
今までは
「今日どうする?休む?(推薦受けるための出席日数)大丈夫なの?」
って質問してた。
出席日数が大丈夫かどうか
本人が一番気にしてるはず。
わかってるくせに
私の不安をなんとかしたくて
私のために質問してた。
長男は何も答えなくて
私の不安が大きくなるパターン。
今回は
「今日どうする? 休憩入れる?」
と言い方を変えてみた。
長男は素直に頷いた。
『休む』という言葉には
どこか罪悪感を感じるようで。
『休憩』という言葉には
マイナスのイメージがないから
受け入れやすいのかな。
これからは
この言い方にしてみよう
「なにか話したいことある?聞くだけでよければ聞くよ」
と聞いたけど無言。
「ここ座ってもいい?」
また無言。
「1人にしてほしい?」
「…1人にしてほしい」
蚊の鳴くような声で答えた。
「わかった。朝御飯は? 食べる?」
「…気が向いたら食べる」
「じゃあ、今はとりあえず片づけていい?」
「…うん」
そこで部屋を出た。
これでも
長男の意思を尊重しようと
努めたつもり。
本当は
いちいち質問しないで
そっとしといた方が
いいんだろうなぁとは
思うのだけど。
だけど
学校には連絡が必要だし
いつまでも
朝御飯出しっぱなしには
できない。
仕事行く用意しなきゃいけない。
その中で
よくやった方なんじゃない?
今の私にできる精一杯。
だから
あれでよかったんだよ。
100点じゃなくていい。
長男の様子を見ながら
試行錯誤して
修正していけばいい。
長男の気持ちを
尊重しようとしたこと。
大事なのはそこだから。
少なくとも今回は
学校行かないことに対して
不安はあまり感じなかった。
それよりも
どう話したら
長男を尊重したいという気持ちが
ちゃんと伝わるか
そこを意識できたから。
今までは
1人で悩まないで
誰かに話をすれば
気持ちが楽になるだろうって
勝手に想像して
なんとか長男に
話してほしいって思ってた。
それは
私側の考え方の押しつけ。
長男を大切に思ってるようで
本当は
私の不安を
長男に何とかしてほしいと
切望してただけのこと。
話を聞くことだけが
傾聴じゃない。
今は話をしたくない
という長男の気持ちを
尊重すること。
親に心配かけたくないとか
情けない自分を見られたくないとか
母親がいちいち鬱陶しいとか(笑)
思ってるのかも。
声にならない声を聞くこと。
本当に大事なのはそこだ。
思いどおりにならないことを
思いどおりにしようとしない。
受け入れる。
受け入れて
今の自分にできることをする。
不安を小さくするには
それしかなくて。
今の私にできることは
長男の気持ちを尊重すること。
今後もし長男が
相談したいという時期が来たら
フラットに話を聞けるように
自分の心を整えておくこと。
そのために
私の過去の傷
思い込みを見つけて
癒していくこと。
私の
どろどろとした感情そのものを
尊重すること、なのかな。
長男は1日休んで
また登校するようになりました。
昨日は
「今日はおでんを楽しみに学校行ってきた」
大好物の一晩ねかせたおでん🍢を
たっぷり食べました。
私にできるもう1つのことは
テンション上がる夕食を用意して
帰りを待つこと。
これは母親だからできること。
おでんはたっぷり2鍋分作るのが
わが家のルール。
好きなもの食べて
外で疲れたからだと心を
家ではゆっくり休めんしゃい
ブログをたずねてくださった皆様
ありがとうございます。
それではまた