こんにちは。


らんです。





最近は


書きたいときにブログを書く。


無理に書こうとしない。


そう心がけて


のんびりまったりと


ブログと向き合っているのだけど。



書く回数が減ると


どんどん書けなくなってくる。


日常のささいなこと。


今までなら


そんなことでも


下手なりに


言葉が勝手に出てきたのに


頭に文字が降りてくることすらない。



無理にひねり出してまで


書いた方がいいのか


自然に出てくるまで


待っていた方がいいのか。


ブログとのつきあい方を


ちょっと考えているこの頃ですキョロキョロ





ブログを書く代わりに


読書にはまってます。


そもそも人生において


冒険をあまりしないので


読書も特定の著者に偏りがち。


でもふと


新しい価値観を知りたくなって


えいやっ!と方向転換。


冒険慣れしてないので

 ささいなことでも

   えいやっ!が必要。


新書コーナーで


初めて出会う著者の小説を


借りてみました。


 

寺地はるなさん著


『夜が暗いとはかぎらない』


13の物語が


オムニバス形式で流れていく。



13のお話ほぼ全てで


泣きました。



私が


こんな自分いらないと捨ててきた


過去の私


そんな私が


物語のあちこちにいた。



親の束縛から逃れたいのに


1人でやっていく勇気がなくて


でもそれを認めたくなくて


すべてを親のせいにして


庇護下でぬくぬくと生きてきた。



いい母親になろうと


いい母親であるために


子どもの心と向き合う余裕をなくし


こんなんじゃためだとわかっていても


どうにも自分を止められなかった。



大切な人を傷つけて


それでもそばにいてくれる。


その安心感にしがみつきたくて


また大切な人を傷つけてきた。




そんな私を


過去に置いてきぼりにして


ここまでやってきた。


でも


そんな私の分身たちは


ふとしたきっかけで


姿をあらわす。


それを見るのは


感じるのは


あまりに苦しいので


またどこかに隠した。


ずっとその繰り返し。



この本は


そんな私の分身たちを


次々と過去から引っ張りあげた。


過去の私が


見ないふりしないでって


泣き叫んでた。



それはきっと


私だけじゃなくて


多くの人が


心に抱えている葛藤。



葛藤を抱えたまま


朝を過ごし


夜を過ごし


変わっていくもの


変わらないもの


そのなかで


私たちは生きている。



どんな私でも


ここにいていいんだよと


分身たちの居場所を作ってくれた。


そんなお話でした。






小学生のときから


私は読書感想文が苦手です。


今こうして書いていても


伝えたいことの半分も


うまく言葉にできてない。


頭蓋骨をかぱっと開いて


言いたいことはこれなんだよと


私の頭のなかを


みなさんに見てほしい。


そんなもどかしさ。



それでも


書きたいという気持ちがあって


文章を書いていくという行為は


やっぱり好きで。


今の自分に精一杯の言葉で書いて


それを読んでもらえる場がある


というのは


なんとも幸せなことだなと思います照れ




書きたいものを自然に書いたり


ときには


無理にひねり出したり。


どちらであっても


等身大の私だと思うので。



こんな風に


このブログを


続けていけたらいいな


…と、たった今思いました。





ブログをたずねてくださった皆様

ありがとうございます。


それではまた照れ