檻の中に閉じ込めて
鎖で繋いだ
そうでもしないと
暴れだして
手に負えなくなるから
あの子は
静かになった
よかった
これで
何事もなかったかのように
暮らしていける
絶対に許さない
あたしをなかったことにした
許さない
あんた1人でなにができる?
今に見てて
この怒りを
憎しみを
静かに研ぎ澄まし
わからせてやる
あんたには
あたしが必要だってこと
あたしがいなきゃ
あんたも消えるってことを
なにが起こってる?
平穏に暮らしてきた
問題はなにもないはず
なのに
なぜこんなに
心が波立つのか
吸い寄せられる
警告音が鳴る
ソイツニ ツカマッタラサイゴ
そいつって誰?
なぜ私をつかまえようとするの?
わからない
わからない
File1『復讐』
こんにちは。
らんです。
私がやってみたかったことの1つに
物語を書くことがあります。
でも
ずっとできなかった。
なんでできなかったかというと
断片的にしか書けないから。
物語はストーリー。
起承転結。
読者に伝えるメッセージ。
そういったものがなければ
物語ではない。
そう思ってました。
だけど
世間の目
これまでの常識
そこにとらわれて
やりたいことができないなんて
なんかむなしい。
そこにこだわってたら
一生書けない。
このブログは自由な世界。
断片的だろうが
メッセージなんてなかろうが
ただ頭に浮かんだことを
そのまま書く。
言うなら
『断片的物語』
これを書いたあと
頭にかかっていたモヤが
すっと晴れたので
これは
私にとって
出すべきものだったんだ。
傑作か
はたまた駄作か
そんなことより
私がやりたいことを
私にやらせてあげた。
それがうれしかった。
本当は
読んでいる人を幸せにするような
きらきらふわふわした話を
書きたかったけど
まるで真逆。
処女作『復讐』って…(-_-)
これも私。
これが私。
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。
それではまた