こんにちは。

らんです。




以前の記事でも書いたのですが。

私は重松清さんの『青い鳥』という本が好きです。


全部で8つの物語。

私は全ての物語で泣いてしまいます。



もう充分大人なんだけど。

思春期の頃の気持ちを思い出させてくれます。




私たち大人も。

子どもの頃は。

今の子どもたちと同じようなことで悩んでいたはずなのに。

日々の生活の中で。

生きていくために。

忘れてしまった気持ち。



子どもが問題行動を起こすと。

私たち大人は。

大人の常識から。

悲しみや怖さを感じてしまい。

なぜそんなことをしたのか。

こういう理由じゃないのかと。

いろいろと原因を探し出そうとするけど。

まだ経験が浅く、型にはまりきっていない子どもの気持ちを。

大人が理解するのは難しい。

子ども本人も。

どうしてなのか。

自分の気持ちをはっきりと理解できないのかもしれない。


私たち大人は。

子どもが自分でも理解できないという気持ちを理解できないから。


「なにか思うところはあるだろう。」


と、子どもに無理難題をつきつける。




人と同じでいられない自分に。

一番傷ついているのは子ども。

どうにかしたいと思っても。

自分でもどうしたらいいのか分からない。


そんな子どもの気持ちを理解できないから。

ただ親だから、先生だからという理由で。

上から目線で口を出す。



でも子どもは。

私たち大人が思っているよりも。

ずっとずっといろんなことを考えていて。

本当に大切なことには。

自分で気づくことができるはず。



私たち大人ができることは。

子どもが自分で気づけるようになるまで。

支え、見守っていくことなんだろう。




長女の反抗期や。

長男の不登校。

私が長い間悩まされてきたのは。

それに気づかずにいたから。



気づいたときには。

青い鳥はもういない。

そうなる前に。



子どものためにも。

自分のためにも。

この気持ちを忘れずにいたいです。






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それではまた照れ