こんにちは。
らんです。
私は子どもの頃から泣き虫です。
口げんかすると、言葉より先に涙が出てきてしまいます。
でも、泣くと
「泣けばいいと思って。」
「そんなことで泣くな。」
と言われてしまいます。
そう言われるのが嫌で。
いつしか争いを避けるようになりました。
争いを避けるためには。
自分の意見を言わず。
自分の気持ちに蓋をして。
うんうん、って相手の言うことを聞いていればいい。
そんな風に生きてきました。
大人になってからは。
泣くと周りに迷惑をかけてしまうと思って。
できるだけ感情的にならないように。
やっぱり自分の気持ちに蓋をしていました。
でも。
自分の気持ちを隠していると。
どうしても苦しくなる。
そこで。
泣くことはそんなにダメなことなのか。
考えてみました。
確かに。
話し合いをしたくて場を設けているときに。
感情的になって泣かれると。
それ以上話がしずらくなる、ということはあると思います。
でも。
この世はすべて両極でできている。
泣くことがダメだというのなら。
泣くことがいいという側面もあるはず。
私の泣いた経験の中で。
泣いてもよかったんだという思い出は。
幼なじみの結婚式。
新婦から両親への手紙の場面。
新婦のお母さんが泣いている横で。
新婦のお父さんが、手紙を聞きながら。
ずっとにこにこしていました。
それが逆に。
娘への愛情がものすごく伝わってきて。
私も1ヶ月前に式を挙げたばかりだったので。
実家の父親のことを思い出してしまったりして。
涙腺崩壊

ひっく、ひっくと嗚咽してしまいました。
またやっちゃった。
やだなー、恥ずかしいなー。
もういい大人なのに。
きっと周りの人たちは引いているにちがいない。
そう思いながらも。
涙が止まらない。
気恥ずかしくて。
式が終わってからそそくさと帰ろうと思っていたら。
幼なじみの会社の友人から声をかけられました。
「すごく素敵な方だなって思って、声をかけさせてもらいました。感動的な結婚式でしたね。またいつかお話できたらいいですね。」
…素敵な方?
私のことですか?
言われたことがないので、固まってしまいました。
鼻すすりながら号泣してた私、素敵でしたか?
自分では、恥ずかしいと思っていて。
隠したい姿だったのに。
そんな私を『素敵』だと思ってくれる人もいる。
泣き虫な素の自分を出しても。
受け入れてくれる人がいる。
とても嬉しい出来事でした。
それに。
悔しいとき、悲しいとき。
思いきり泣けば。
気分がスッキリして落ち着くことができる。
泣くことって、やっぱりいいことでもあるよ。
泣くって、私の味なのかも。
もしかしたら。
泣くことだけではなく。
もっと素の自分をさらけ出してもいいのかもしれない。
泣く、怒るということは。
それだけ自分の気持ちをストレートに出しているということだから。
気持ちを言わずにしまいこんでいるより。
相手に伝わるかもしれない。
特に私みたいに。
人前で泣くこと、怒ることを固くタブーとしてしまっている人は。
そのタブーを1度破ってみれば。
そして、そんな自分も出てきていいんだと認めてしまえば。
自分を好きになれるのかもしれない。
そして。
ダメだと思っていた感情を表に出すことができれば。
嬉しい、楽しいといった気持ちも。
もっと素直に出せるようになるかも。
そんな風に思いました。
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それではまた
