こんばんわ。
らんです。
今日も、長男は学校お休みしました。
まだ頭が痛くてめまいがするらしく、すっきりしない。
土曜日からなので、もう4日。
食欲はあるし、比較的元気なのだけれど。
学校に行くパワーが湧いてこないみたい。
私も以前はめまいに悩まされていたので、その辛さはわかる。
ただ、軽いめまいの場合。
ずっと寝ているよりも、多少動いた方がおさまることもあるので。
今日は天気もいいし、外を散歩したらと伝えてみました。
素直に散歩に行った長男。
帰ってきてしばらくは気持ち悪いと言っていたけど。
夜ご飯を食べる頃には大分よくなってきた様子。
「明日は多分行けそう。」
よかったと思いつつ、時計を見たらもう19時。
欠席した日はいつも、担任の先生から電話をもらうのだけれど。
今日はまだかかってこない。
明日の時間割を教えてもらわないといけないので。
こちらから学校に電話することにしました。
いつもなら私が先生とお話するのだけど。
これからは長男ができることを増やしていこうと、カウンセラーの先生と相談していたので。
今日は長男に電話をさせることにしました。
「『2年1組』の『2』が言いにくいんだよなぁ。」
と不安そうな長男。
軽い吃音があるので。
か行の音や。
き、ち、に、などの伸ばして『い』になる音が出だしにあると、どもってしまうのです。
長男は小学6年生のとき。
委員長をつとめていました。
前に出て話をするときに、『国語の教科書』と言わなければならないところを。
『国語』の出だしが出てこずに、話が止まってしまったそうです。
そのとき、後ろで見ていた先生に
「話すことは前もって覚えてきなさい。」
と叱られたらしく。
それ以降、人前で話すことにすっかり自信をなくしていました。
担任の先生には吃音のことを伝えてあったのですが。
そのときには担任の先生がいなかったので、フォローしてくれる人がおらず。
よけいに傷ついてしまったのかもしれません。
ほんとうにしゃべりたいことは、しゃべらなくてはいけない。
答えがほんとうに欲しいときには、やっぱり、訊かなくてはいけない。
重松清さんの『ハンカチ』の中にある1節です。
厳しい言い方になってしまうかもしれない。
吃音じゃない私が言うのはおかしいのかもしれない。
それでも、母親としてはこう思うのです。
吃音があったとしても。
これから先、話さないわけにはいかない。
自分の思っていることを、相手に少しでも分かってもらえるよう、伝えなければならない。
吃音だから、自分の気持ちを伝えずにいるのか。
吃音でも、自分の気持ちを伝えようとするのか。
選ぶことはできる。
長男は、担任の先生と5分ほど話して電話を切りました。
ちゃんと時間割を教えてもらって。
自分の今の体調についても、伝えることができていました。
長男は、自分の話し方にすっかり自信をなくしているけど。
実際は、ちゃんと話せていることの方がはるかに多い。
人の脳みそは。
なぜか、できたことよりできないことの方がいつまでも記憶に残っているけど。
日常生活においては、できないことよりできていることの方がはるかに多い。
そう長男に話しました。
言いたいことがすらすらと言えない悔しさ、もどかしさ。
バカにしてくる人もいるのかもしれない。
それでも。
自分の気持ちを伝えることだけはあきらめないでほしいと思うです。
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それではまた
