長女へ



少し大人びたあなたが

緊張の面持ちで卒業証書を受けとる姿

しっかり目に焼きつけました



入学した頃

友達となじめなくて

この世の終わりのような顔で登校していたね

あれから少しずつ

クラスのみんなと打ち解けて

またあなたの笑顔をみせてくれた



女子同士誘ってトイレにいく習慣に

違和感を感じていたあなた

なにもアドバイスはできなかったけど

あなたなりに友達とのつきあい方を考えて

大切な友達がたくさんできたね



自分の意志を曲げられなくて

先生に呼び出されたこともあった

あれからあなたは少し変わったね

違うやり方でも

自分の意志を貫けることを学んだ



塾に通うことを決心してからは

目標に向かって

志をもって

突き進んでいたね



これから先

いろんな壁にぶつかるかもしれない

それでも大丈夫

自分の思うままに生きて



もし道に迷ったなら

いつでも頼っていいよ

お父さんとお母さんは

あなたの味方でいるから



義務教育を終えて

これからはあなたが自分で人生を選ぶ

無限の可能性の中から

自分の好きを形にして

あなただけの道を

つくっていってほしい


卒業おめでとう