皆さんは、RaspberryPiを買うにあたってそれぞれ用途があると思います。今回は、RaspberryPiの用途が少しわからない人に向けていろいろな使用法を紹介していきたいと思います。
電気工作
RaspberryPi 4 は40本のGPIOがあります
この黄色の枠がGPIOです。
※Raspberry Pi 公式より
これが、Raspberry Pi のGPIOの配置です。これらのピンは一部を除いてCPUとつながっているためプログラムによる電力制限が可能なのでこれらを使用した電気工作が可能となります。
例えば、LEDの点滅などから、CPU性能が良いので全自歩行ロボット、センサーを使えば全自動掃除マシーンも作ることができます。
このように幅広い分野で利用できます。最近では企業が気象データの観測などに使っているらしいです。
サーバー
次は、サーバーです。Raspberry Piは無線LAN有線LAN両方とも対応しています。
なので、初心者からプロまで簡単にサーバーを建てることができます。例えば、マイクラサーバーを作ったり、自分のWebサイトを作ったり、ゲームのサーバーを作ったりなどが可能です。また、低電力なのでサーバーを年中無休で回しても電気代が安く済みます。(Core i9 搭載のサーバーと比較したとき)
このことから、サーバー用途の方でもご購入いただけます。
例としては、家庭内のオンラインストレージ(NASサーバー化)などの用途があります。
PCとして使う
3つ目の使用方法はPCとして使用することです。これがおそらく一番多い使い方なのかなと思います。Raspberry Pi 4は1.8GHzのクアッドコアCPUを搭載しているので5〜6年前の廉価版CPUよりかは性能が高くなっています。また、オーバークロックすることによって最大2.2GHzまでクロックを上げることができるので普通のパソコンとして使えるかもしれません。ただ、CPU、GPU性能は現在のハイスペックには到底敵わないのでサブ機としての使用をおすすめします。
※オーバークロック時の性能。上から温度、CPUヘルツ、GPUヘルツ
GPUはオーバークロックしても現代のスマートフォン(iPhone15シリーズなど)には敵わないので、ゲームには向いていません。
それでは、何ができるか見ていきましょう。
オフィス類、プログラミングツール、メディアプレイヤーその他諸々すべて揃っています。また、Pi-Apps(インストール可能ソフトウェア)というラズパイOS用のアップストアもあり、会議ツールZoomやMicrosoft Teamsなどの会社用ツールも揃っています。また、DiscordなどのSNSアプリも揃っていてほぼ普通のPC として利用可能です。
Raspberry Pi のメリットはこれだけではありません。LinuxでできているOS(Arm系CPU用)ならほぼ使用可能です。UbuntuやChromiumOS(ChromeのオープンソースOS )DebianなどのOSも使用可能です(頑張ればWindowsもいけますが、使い物になりません)
最後に、
Raspberry Pi にはいろいろな用途があります。また、Raspberry Pi 4以外にいろいろな種類がありますので、自分の用途に合わせて調べて買ってみてはいかがでしょうか。先日Raspberry Pi 5が発表されましたし、Raspberry Piは新たな道を生み出してくれるかもしれません。特にRaspberry Pi 4は1台持っていても損がないので試しに買ってみるのも良いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよかったらフォロー、良いねお願いします
https://www.buymeacoffee.com/ahaip