9回目の離婚調停でも不利な私で、自分でも何を調停しているのか意味が分からなくなっていました。
大きなお腹の中で活発に動いてくれてる赤ちゃんとお話をするのが楽しい日々でした👶✨
❲神戸児童殺傷事件❳
酒鬼薔薇聖斗と名乗る人物による残虐な事件が起こりました。
このネームセンスから、暴走族が使うような愛羅武勇的な感じがしていて、犯人は未成年ではないかと思ってました。
当時TV📺では、未成年説が上がってませんでしたが犯人が捕まると、私の考えを遥かに上回る若さの少年でした。
この酒鬼薔薇聖斗と名乗った少年の家庭は、絵に描いたような仲良しの家庭と言われていました。
更に衝撃をうけたのが、少年と被害者の児童が仲良しで、家に遊びに来る中だったという事です。
私は怖くなりました。
何故なら、私の家庭環境は劣悪で、親としての手本が無かったのです。
子供を産めば自動的に愛情豊かな母親になれると夢見ていました。
それが聖書を真剣に学ぼう!
神さまの愛を学ぼう!
という転機となりました。
親の愛情を知らないに等しい私にとって、この事件は他人事ではありませんでした。
この少年のような加害者を私は育ててしまう恐怖にかられ、聖書を真剣に勉強しました📖🖊✨
そんなある日、いつもの妊婦健診にバスに乗って出かけている車内で、おしっこが止まらないような、下着も、マタニティーウェアも濡れてしまう。
何なら、バスの座席もビショビショにしてしまい、その時は、もうパニックでしたが、後々、バス会社さまごめんなさい(。ŏ﹏ŏ)
健診の日にバスの中で破水をしていました。
破水以外、お腹の痛みも何もありませんが、当時の私の知識では、破水=出産入院というものだったので、早く病院に着きますようにと焦りました。
病院についてから、直ぐに看護師さんに破水を伝えた所、順番を飛ばして、即診察となりました。
診察結果は予想通り、破水で、そのまま入院となりました。
6人部屋(お金がなかったので国立医療センター)を希望していたのですが、何処も満床で、個室になってしまいました。
直ぐに出産と思ってましたが、陣痛もなく、2~3日様子を見ることになりました。
最後の調停に出席できない理由を家庭裁判所に連絡して、産まれてからと延期をして頂きました。
健診の日に破水で、まだ、9ヵ月だったので、入院準備は家に置き去り、姉に電話をして、入院道具を持って来て貰いました。
遠方に住んでる母にも連絡をして、1ヶ月程早めに来て欲しい。
何なら3日以内に来てとお願いしました。
初めての出産で不安だらけでした(@@;)💦
それから3日後に先生から、明日、陣痛促進剤を使って出産に入りましょうとの提案を受けて、遂に、陣痛との闘いが٩(๑òωó๑)۶
と不安と頑張らなければの居たり来たりでした。
翌朝、小さな白いお薬(陣痛促進剤)を1錠飲みました。
お昼頃には得も言えぬ痛さに耐えきれずに、当時愛飲していたパイ●ゲンを飲んだら、陣痛が治まってしまいました(ㆀ˘・з・˘)💦
それで、翌朝、更に、2錠に増えた薬を飲んで、今日こそ産むから頑張らなきゃと痛みに耐えてましたが、分娩室の前室に行く時には、2錠の痛みの強さで叫んでしまいました。
ゆっくり規則的に来る自然な陣痛とは違い、一気にピークになるのに、中々10㌢に開かない子宮口٩(๑òωó๑)۶イッターィ💥
分娩室に行くまで朝の8時に薬を飲んでから、5時間が経過していました。
波に合わせていきむのですが、中々、出て来てくれない赤ちゃん👶✨
そして、医師はベテラン医師を呼び、陣痛MAXの中で診察検査。
胎児旋回異常という事で、急遽、自然分娩から帝王切開の手術へと変更になりました。
家族は誰一人来てくれてなく、周りの人には、旦那さんやお母さんが付き添ってくれていて、とても、不安で惨めな思いをしました。
それでも、陣痛MAXなのにいきむな!との医師からの命令💦
そして、手術の準備に時間がかかる事。
離婚が成立していないので、前夫が手術承諾書を書く為に病院に呼ばれる事。
自分でも手術承諾書を書く事の説明を受けて、分娩室で書くのですが、書いてある内容なんて、陣痛の痛さMAXで読めずに、自分の名前を書くのがやっとでした。
手術の準備が出来たので手術室に。
手術室では裸にされ、背中から麻酔を打たれましが、麻酔科の先生がかなり痛いけど動かずに我慢してください。
と言われましたが、陣痛の痛さの方が勝ってて痛みを全く感じませんでした。
そして、麻酔が効くにつれ陣痛の痛みが感じなくなり、とても楽になりました。
無痛分娩ってこんな感じで産むのでしょうか
そして、手術開始

目をつぶっていたら、麻酔科の先生が隣で優しく…
『目を開けてて大丈夫ですよ✨赤ちゃんが産まれるまでは、痛みはありませんが、意識がある麻酔なので、産まれたばかりの赤ちゃんと対面できますよ
』
無知な私は、帝王切開になった時点で、産まれたばかりの我が子と対面できるのは、麻酔が切れて目を覚ましてからだと諦めていたので、この言葉にとても感動しました

『産まれるまでは、意識がありますので、私とお話をしながら誕生を待ちませんか?』
とてもとても優しい麻酔科の先生でした。
麻酔科の先生とお話をしてたら、赤ちゃん誕生👶✨
でも、泣きません💦
『帝王切開の赤ちゃんは処置をしないと泣かないので心配しなくても大丈夫ですよ〜
』
処置も直ぐに終わり、赤ちゃんの泣き声が👶💦
『おめでとうございます✨元気な男の子ですよ✨』
私は産まれたばかりの我が子に目が釘付けになり、抱けないもどかしさと、元気に産まれてくれた事に感謝と愛おしさを感じながら、眠りに落ちていきました。
