サシ劇
A男:
B(男女):
ー ー ー ー ー
A 「なあ、Bよ」
B「なんだよAよ」
A「強い男ってどう思うよ?」
B「強い男…急にどうしたんだよ?」
A「いや、お前の強い男の理想ってなんだって思ってさ」
B「あー、人によりけりだな」
A「例えばなんだ?」
B「例えば(考え込む)…あ、料理が出来るところとかかな」
A「料理…そうだな料理が出来る男は強いなフィジー料理とか出来れば強いよな」
B「おい待て、フィジーってなんだ?」
A「なにB、フィジーもわかんねぇの、遅れてる?」
B「いや、フィジーを言っても誰もわからねぇぞ」
A「マジ?」
B「というより、普通に分かりやすいインド料理とかイタリア料理とかおいしい料理作れればいいだろうがなんでそんな分かりにくい名前を出すんだよていうよりフィジーて何処だよ」
A「オーストリアの右側にある島のフィジー共和国って所」
B「なんでそんなにお前は詳しいんだよ」
A「世界地図は子供の頃のオモチャだった」
B「あーそうかい…」
A「他にはなんか強い!っていう男のイメージハあるか?」
B「他?他には…車に乗ってる男性かな?」
A「車?」
B「まあ、普通に乗用車とか競技用の車に乗ってる人で格好いい人は居るんだけど 上手く乗り回してる人はカッコいいと思ってるな」
A「そうなのか…Bは好きな車とかはあるのか?」
B「まあ、あるにはあるけど ベンツとかヘェラーリーとかは正直わかんねぇけど 一番はスカイラインとかかな 青が好きなんだよ!」
A「へぇーまあ、俺にはわかんねぇけど
ベンツなら俺もわかるぜ」
B「ベンツな…なんか有名どころ知ってるな」
A「うん、じいちゃんがよく乗りましてたな
俺もよく乗せて貰ってたぜ」
B「へぇー、いいな 今度乗せてくれよ」
A「ああ、いいよ 後ろの荷台に乗ることになるけど許してな」
B 「荷台…ベンツに荷台ってあったっけ?」
A「あるじゃねぇかよ よく色々な物乗せて走ってるぜ野菜とか耕具とか…」
B 「それ、田舎のベンツじゃねえか!軽トラじゃねぇか!?」
A 「え!!!あれベンツじゃないの?じいちゃんがよく ほれ!Aベンツじゃぞ!つって自慢してたんだけど」
B「違うわ まあ、何処かでは自分も察しは着いてたんだけどな…本当にベンツかと思ったよ」
A「あれ、ベンツじゃないのか 今度じいちゃんに聞いてこよ あ、でもじいちゃんお墓の下だったわ」
B「おい!なんて話をしてんだ!不謹慎過ぎるだろ」
A「すまん…」
B「まあいいや、ていうよりもう話すことは無いか?」
A 「うん、もうこれで無いかな?」
B 「ていうより、お前の強い男ってのは無いのかよ?」
A「え?俺の強いと思うやつ?」
B 「さっきから、自分に聞いてたけど A自身の強い男のイメージは聞いてなかったからな」
A「あー、確かにな 俺の強い男イメージね
やっぱり仮面ライダーだな!」
B「特撮のヒーローじゃん」
A 「カッコいいだろ」
B 「カッコいいだろって恥ずかしくないのか?この年にもなって仮面ライダー発言って」
A「別に?カッコいいって思ったらいけないのか?」
B「いや、そうゆう訳では無いんだが」
A 「強くてカッコいい男嫌いじゃないわ!」
B「そうですか…疲れたから帰るわ」
オワリ