ご心配下さっている視聴者およびファンの皆様への心からの御礼 | 日本シーレーン問題研究会

日本シーレーン問題研究会

近い将来「日本の生命線(含むシーレーン)」となる南太平洋、特にパプアニューギニア(PNG:Papua New Guinea)周辺の情報を先取りして分析し公開しています。


先日出演いたしましたチャンネル桜の3時間討論番組『ヨーロッパ解体と野蛮の台頭』は、YouTubeやニコニコ動画での公開からすでに1週間が経過しましたが、その間に第1部だけでも7万回以上のアクセスがありました。また、特に第2部では、YouTubeとニコニコ動画のいずれにおいても、私の名前を書いて温かい応援をして下さった方も多く、そんな皆様に対し、この場を借りて心より深く御礼申し上げます。数少ないファンの皆様があのように書いて下さるおかげで、私自身はとても勇気づけられております。

今回の番組で初めて私の名前を知って下さった方も多いと思いますし、「なんだ、過激なことをいう奴だな」と思われた方も多いかと思います。また中には、「そこまで言って大丈夫か?」とご心配をして下さる方々もいて、とても嬉しく思っておりますが、私が発言している内容は、私自身の体験談や分析を除き、すべて
海外の新聞や雑誌、政府機関の機関誌などの「公開情報」によって得られているものであり、もちろん秘密情報などは一切ありませんので、どうかご安心ください。そもそも、そんな「どこかの国の秘密の諜報ネットワーク」にアクセス出来る立場には一切ありませんし、そんなものがあれば、もっとそれらしく文章を書き、本もはるかに多く売れているはずです。

また、私の言動はたまに「反米的、あるいは反欧米的ではないか?」などと捉えられてしまうことが多いのですが、私は「親米」でも「反米」でもありませんし、「欧米嫌い」でもなければ「外国人嫌い」でもありません。
オーストラリア人とは「大東亜戦争(捕虜虐待等)」や「捕鯨」の問題を巡って随分ケンカや議論もしましたが、今でも非常に仲の良い人が多いですし、一緒に仕事をしたアメリカ人やイギリス人、フランス人などの友人らとの関係も強く、また、私のかつての大親友は中国人(漢民族)でした。韓国の友人らの中には、竹島や慰安婦問題で大喧嘩をしたものの、今ではとても仲が良くなった人もおり、学生時代には「チェチェンに核爆弾を落としたい」「日本にはいつか日露戦争のお返しをする」などと言った酔っぱらいロシア人と殴り合いをして、最後には二人とも疲れ果て、酒を飲んでゲラゲラ笑い合ったこともあります。

また、一仏教徒であり、神社にも参拝する者として、欧米の長いキリスト教文化に敬意を抱きつつ、同時に神秘的なユダヤ教やイスラム教の奥深さにも惹かれてしまう人間です。人類がこれまで紡いできた文化伝統と歴史の深さに圧倒され、昔の世界を夢想することにロマンを感じる身でもあります。そんな私は、ただひたすら、日本という国を少しでも良くし、強くしたいと思うがゆえに、自ら集めた情報に「限られたわずかな体験」を加味して分析するという手法で文章を書くようにしております。そもそも、他国に対してはっきりモノを言えず、独立の気概を失った無知な国など、一体どこの国が頼りにし、あるいは信頼することがあろうかと思うからです。そのためには、世界の人々が当たり前のように持っている知識や感覚くらい身につけないと、勝負のスタートラインにも立てません。

私の中には、戦後に腑抜けのようになった日本人がもっと団結してしっかりせねば、そのうち世界から置いていかれてしまう、という危機感があるのですが、そ ういう意味では「確信犯的・(戦後)日本嫌い」であるかも知れず、時に日本人が耳に痛いことでも、言うべきはハッキリと言わねばならないと考えている次第です。そして、そんな危機感を前にすれば、アメリカだのヨーロッパだの、ロシア、中国、韓国などはある意味で二の次なのです。

私の発する情報は、海外のジャーナリストや知識人の多くが有している情報に過ぎませんが、それを聞いて多くの皆さんが驚かれるのは、つまりそれだけ日本国内の大手メディアが重要な問題を報じて来なかったことに起因するのではと思っていますが、そんな知的教養の穴を少しでも埋められるような仕事が出来ればと願っています。

2016年の3月以降、ハート出版さんより新刊を出版させていただく予定ですが、そこでは、
将来の若い世代に強くて安定した国を残すため、たった一度の敗北でここまで骨抜きになってしまった戦後日本を見直すような文章を書きたいと思っております。改めて、少しでも多くの皆様にこれをお読みいただくことが出来るのであれば、著者としてこれに勝る喜びはございません。

その日を目指して、目下執筆中でありますので、引き続き、皆様からのご声援をよろしくお願い申し上げます!