『正論』1月号に記事を載せました。(外務省にいたスパイ) | 日本シーレーン問題研究会

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近い将来「日本の生命線(含むシーレーン)」となる南太平洋、特にパプアニューギニア(PNG:Papua New Guinea)周辺の情報を先取りして分析し公開しています。

本日(12月1日)発売の『正論』2016年1月号に記事を載せました。

題は『開戦74年 米英に通じていた外務省のスパイ』です。

『正論』2016年1月号 目次

日米開戦の直前、戦争突入を避けるためにアメリカに派遣された来栖三郎大使の随行員の中に「外務省のスパイ」がいました。その男は、ルーズベルト大統領と直接繋がっていた英国人スパイの配下の工作員に対し、複数回にわたって、日本側の内情を自由に話しています。

この英国人スパイは映画「007」のジェームス・ボンドのモデルともされた伝説のスパイでした。折しも12月4日には、日本で「007」シリーズの最新作『スペクター』が公開されます。また、12月8日は74回目の日米開戦記念日となります。

そんな時期に、ダニエル・クレイグ演じるジェームス・ボンドが戦う『スペクター』を鑑賞し、かつ『正論』の拙稿をお読みいただくことで、歴史の皮肉を感じていただけたら幸いです!

(なお、12月10日発売の月刊誌『Voice』にも、パリで発生した同時多発テロの「闇」を書いておりますので、併せてお読みください!)