サクリファイス (新潮文庫)/近藤 史恵

¥460
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大震災以来、なかなか小説に手が伸びません。
熊谷さんの『翼に息吹を』を読んで以来の2冊目が
この『サクリファイス』です。
事実は小説より奇なり。
よく言われることですが、
あの大震災には残念ながらどんな小説も敵わない。
震災に関わった方が100万人いれば
100万のストーリーが生れました。
そしてそれは今も続いている。
だけど、徐々にではあるけれども私のまわりは
『日常的』なものに近づきつつある。
でもそれは決して震災前の『日常』に戻ることではないのだ。
今最も、日常的なアイテムはスポーツではないかと思う。
特に野球の勝ち負けはとても原始的な日常だと思う(笑)
もちろん音楽にも力がある。
ただその力=影響力は強すぎるのかもしれない。
そしてこのサクリファイス。
ロードレースとは言えゴリゴリの勝利至上主義ではない。
アシストという脇役にようやく自分の場所をみつけた主人公。
誰かのために役立つことを生甲斐として燃焼し続ける爽やかさ。
なんといっても読みやすい文章のおかげか、
ロードレースなんて全く知らないのにすんなり入り込める。
個性豊かに描かれたチーム・オッジのメンバー達。
ちょっとした謎解きもあり読了まで興味が続きます。
このタイミングで絶妙の一冊を選んだものです。
偉いぞ、オレ。

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大震災以来、なかなか小説に手が伸びません。
熊谷さんの『翼に息吹を』を読んで以来の2冊目が
この『サクリファイス』です。
事実は小説より奇なり。
よく言われることですが、
あの大震災には残念ながらどんな小説も敵わない。
震災に関わった方が100万人いれば
100万のストーリーが生れました。
そしてそれは今も続いている。
だけど、徐々にではあるけれども私のまわりは
『日常的』なものに近づきつつある。
でもそれは決して震災前の『日常』に戻ることではないのだ。
今最も、日常的なアイテムはスポーツではないかと思う。
特に野球の勝ち負けはとても原始的な日常だと思う(笑)
もちろん音楽にも力がある。
ただその力=影響力は強すぎるのかもしれない。
そしてこのサクリファイス。
ロードレースとは言えゴリゴリの勝利至上主義ではない。
アシストという脇役にようやく自分の場所をみつけた主人公。
誰かのために役立つことを生甲斐として燃焼し続ける爽やかさ。
なんといっても読みやすい文章のおかげか、
ロードレースなんて全く知らないのにすんなり入り込める。
個性豊かに描かれたチーム・オッジのメンバー達。
ちょっとした謎解きもあり読了まで興味が続きます。
このタイミングで絶妙の一冊を選んだものです。
偉いぞ、オレ。