私の担当の産婦人科医は女性の方でしたが、「ズバッ!」と厳しい事をおっしゃる方だったので、最初の診察うぃ受けた際に「あなたは太っているから、体重の増加は5kg.まで!」とはっきりと言われました。

その為に食べてはいけないものを4つ言い渡されました。

①お米の加工品(おせんべい、もち類)②菓子パン③アイスクリーム④チョコレート。

どれも私の大好物です。

出産までこれらを絶つのは絶対に無理だと思い、検診を終えたその日だけ、こっそり食べていました。

負けず嫌いの私は、最初に「ズバッ!」と言われたお陰で、意地でも5kg.で抑えたいと、必死で頑張りました。

勿論、急激な運動や絶食をしたりはした訳ではありません。

妊娠中の日記を兼ねて、食べたものを全てノートに書き記しました。

また、体重も毎日量り、お通じの有無なども加えて書き記しました。

今でこそ、食べたものを全て書き記す「レコーディングダイエット」なるものが流行っていますが、妊娠中にそれを実行する形をとっていた為、もしかするとダイエット効果もあったのかも知れませんね。

体重の増加は残念ながら6kg.に達してしまいましたが、産後は直ぐに体重が戻り、完全母乳だったせいか、妊娠前より10kg.も痩せました。

一瞬、どこか具合でも悪いのかと心配もしましたが、母乳をやめると徐々に体重も増え始め「母乳ダイエット」も終了となりました。

妊娠、出産にかかる費用は様々です。

妊娠中の妊婦検診代や分娩費用、入院費用は必ず必要になる費用ですし、それ以外にもマタニティ用品やベビー用品などを買い揃えるにも、それなりの費用がかかります。

しかし、このような費用を負担すべく助成制度もありますので、確認や準備が必要です。

検診や分娩を行う施設によって費用は異なってきます。

大学病院や総合病院の産婦人科など規模の大きい施設は高額な費用設定がなされている事もありますし、お産方法や設備が充実した産院でのお産も必要以上に経費がかかってしまう事もあるようです。

まず、妊婦検診においては平均で1回3000円~6000円程度です。

しかし、母子手帳を発行してもらった際に添付されている受給券を利用して、検診を無料で受けられる事が出来ます。

もちろん適応外の特別な検査が必要になった際には自己負担となりますが、通常の妊婦検診には問題なく利用できます。

受給券の枚数などは管轄の市町村などで変わって来ますのが14回分というところが多いようです。

不明な点はお住まいの役所などに問い合わせると良いと思います。

また、分娩費用とそれに伴う入院費も産院によって様々ですが、平均で30万円~60万円ほどです。

加入している健康保険からの出産育児一時金(42万円)の補助がありますので、自己負担はそれほどかからないと思われます。

しかし、一時的に自己負担で立替が必要な場合もあります。

最近は自治体や健康保険組合より直接、病院へ一時金の支払が可能な事も多いため事前に加入の健康保険の管轄に確認しておくと良いでしょう。

若い世代の人に子宮がんや子宮頸がん、乳がんの患者さんが増えてきていると聞きます。

食生活や生活習慣の変化、また性行為の低年齢化などが原因として挙げられているため、がん検診を受けるのが一番です。

検診の費用は健康保険が適用されない為に高額になりがちですが、殆どの自治体において検診の費用の助成制度を設けている事かと思います。

一定の年齢に達した際に、助成制度の対象となります。

しかし、事前の申請が必要な場合も多いので、自分の住んでいる場所の役所などのホームページを見たり、電話で確認したりする事をお勧めします。

子宮がんや子宮頸がんの検診は、産婦人科で行っています。

産婦人科の医師は女性とは限りません。

また、例え産婦人科の医師が女性であっても検診を受ける事に抵抗をお持ちの方も少なくないでしょう。

しかしそれ故に発見が遅れ最悪の事態に至ってしまっては基も子もありません。

また乳がんの検診は、産婦人科ではなく外科や乳腺外科になります。

間違いやすいので注意が必要です。

乳がんの検診は自治体によっては、検診車などを利用して集団で検診を行うことも多いようです。

家族や友達をも誘い合い、年に一度は検診を受ける習慣を身につけて欲しいと願います。