小島茂夫様 | こころ和らぐ手

こころ和らぐ手

アロマハンドコミュニケーター®︎協会
『安らぎと健康を呼び起こす癒しのひとときを
寛ぎを所望する全ての人に届ける』を理念に
ココロと身体のバリアフリーを取り除く活動を行っています。

 
(新生ふるきゃらHPよりお借りしました)

アメリカにいる娘がとてもお世話になった役者さん
小島茂夫さん

先日、地方公演先で亡くなりました。



15歳での出会い。

いきなりの九州公演

大人の中にたった一人

不安で不安でいっぱいだった娘を、家族の役だからということではなく

娘のおじいちゃん

として、温かく温かく支えてくださいました。

私たち家族にも、娘は元気でがんばっているよ

といつもいつも声をかけてくださいましたね。

それから5年間、私たち家族と過ごすより長い時間。

小島さんとたくさんのところへ公演に行った娘


娘はね、好き嫌いがないし、なんでもおいしいといって食べるから
どこに連れていっても連れて行くのが楽しいよ

お酒が飲めないのが残念

一緒に飲めるようになるのが楽しみ


地方からそんな娘の様子も伝えてくださいましたね。



そのお人柄


公演先では、いつもロビーで、温かく来場者を迎え、

来てくれてありがとう

来てくれてありがとう

と、声をかけていた姿。


娘に厳しい言葉をかけてくださるのは
本当に大切に思うからの愛情


小島さんと過ごしたすべての時間は大切なこととして娘の中に育まれていきました。


成人式の時には、公演後にお邪魔した娘の姿を

大きな手を広げ

娘の名を呼び

くしゃくしゃの笑顔で迎えてくださいましたね。


小島さんの役者としての魂は、いつまでも人々の中にあります。

小島さんの人への思いやりの姿勢は、たくさんの人に受け継がれます。

自分の思いを最期まで貫き、演じ続けた小島さん。
誰もが小島さんのように生きたいと思う人生、私もそう生きたいと思います。

初めての出会いから10年

年末にはお会いできるのではないかと楽しみにしていた娘。

突然の別れを受け止めることができない娘を気遣い、

お通夜の日、

娘のところに来てくれ、いつもの笑顔でハグをしてくれたそうですね。

『でもとっても冷たかったんだよ・・・』

お通夜の席の私のもとへ、娘からメールが届きました。

『ありがとうございました。

最期まで、娘を愛してくれたこと。』

直接お伝えすることができてよかった。

小島さんの思いはしっかりと娘に伝わり、
小島さんが教えてくれたことは、娘の中でずっと生き続けていきます。

小島さんと出会えた娘の人生はとても素晴らしい人生だと思います。

終わりのないありがとうの思いを寄せて。

ご冥福をお祈り申し上げます。