ご来館ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉ
フォロワーのおさかなさんからこちらの招待券を2枚頂いたので、彫刻家の井戸博章さんをお誘いして見学♪
日にちが経ってしまいましたが、5月11日の『然』終演後、『ジャパン・アヴァンギャルド-アングラ演劇傑作ポスター展』に行きました！
このポスター展はアツコバルーとポスターハリスギャラリーの2会場で行われてました。
ちょうどこの日はポスターハリスカンパニー代表の笹目浩之さんによるギャラリートークがあるということで、まずはアツコバルーへ。
アツコバルーでは、主に状況劇場、黒テント、自由劇場、大駱駝艦などのポスターが展示されてました。
入ってすぐのところに大きなポスターが上下2列で展示されてました。
始めから奇抜な色のポスター！こ、これがアングラか！！！そう思うポスターがずら～～～りと並んでました。
一枚一枚じっくり拝見。当時ついたシミや手書きで訂正された文字などがありました。
また、私がびっくりしたのは、当時のチケット代の安さ！2000円で高いくらいで、中には学生400円というものもあり、今じゃ考えられない安さ！この値段なら観劇三昧じゃないか！！
また、キャストの中には六平直政さんや佐野史郎さんなどのお名前もありました。
じっくり拝見していると笹目さんによるギャラリートーク開始の合図。
うわぁ笹目さんだぁ！！内心飛び上がるくらい興奮してましたw
笹目さんはアングラポスターがなぜ現在も色褪せないのか、なぜこの展示をしたかなどを説明されました。横尾さんがポスターに「遅くなってごめんなさい」と印刷したり、地図だけ手書きだったり、水木しげるさんや大友克洋さんが手がけたポスターがあったり…w
「ポスターを長く保管するなら、無酸素の暗室で眠らせるのが一番だが、それではポスターは役目を果たしていない。皆さんに見ていただくのがポスターの仕事なんですよ」とおっしゃいました。
ここに展示されているものは、今のポスターと同じように街中にベタッと貼られていて、日焼けしたりシミがついたりして、役目を果たしたもの達でした。
ギャラリートーク終了後、早速本を購入。そして、笹目さんにサインして頂きました！！感激ヽ(;´ω｀)ノ
制服だったので「九條今日子さんと同じ学校です！」とアピールw「本当にあったんだー」とおっしゃられましたw確かに奇妙な名前だけどww
そして笹目さんからお名刺を頂きました！！ありがとうございますm(__)m
その後ポスターハリスギャラリーへ。
こちらでは天井桟敷のポスターがズラリ！
有名な劇団員募集ポスターや宇野さんの手がけたポスターなどなど。
そして、一角には当時の台本が展示されてました。
また、九條今日子さんのお写真があったので写真の前で合掌。
「九條さんも嫉妬したポスター展示てす」と書かれた紙が置かれてました。
当時使われていた小道具も展示されてました。その中には、釘の刺さったビクター犬が！あれ、青森からはるばる来たのかな？としたら約9ヶ月ぶりだね♪と内心話しかけたりww
今回のポスター展示、最高の展示でした。
アングラポスターは、ポスターというより、一つの作品として成立しており、ポスターを製作した人間が舞台美術を行っていたケースが多いため、そのポスターに内容が凝縮されているんだそうです。
私も、アングラが好きになったきっかけに、横尾さんの天井桟敷ポスター、奇抜な色合いのポスターがあります。
今年の年賀状も横尾さん風に奇抜にしました。
できることなら、笹目さんと共にポスター収集したいな…コレクター魂は人一倍あります！！！ww
このポスター達が実際に街中に貼られていた時代、私の好きな1960～1970年に思いを馳せました(ﾉ´▽｀)ﾉ
是非また、アングラじゃなくても！ポスター展に行きたいです♪