大人の事件、北九州監禁殺人事件 | rasetsu444

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人の弱みにつけこんで監禁をし、金を巻き上げ、拷問と虐待により、マインドコントロール下に置き、お互いの不満をぶつけさせることにより相互不信を起こして逆らえなくし、被害者同士で虐待をさせることで相互不信を一層深くさせ、自分の手は汚さずに用済みとなった人間を殺害し死体処理を行わせた事件。

犯罪史上稀に見る凶悪犯罪とされ、第一審で検察側は「鬼畜の所業」と被告人男女を厳しく非難。2011年12月、最高裁判所によって主犯男松永太の死刑と、共犯として起訴されていた女緒方純子の無期懲役が確定。非情な残虐性・悪質性にもかかわらず、その残虐性から、事件に報道規制がかけられたことから、知名度はそれほど高くない。

松永は、通電により皆をコントロールしていった。この通電というのは、相手をコントロールするのに非常に有効な虐待方法。原点は松永が経営する会社に在籍していた工業高校の電気科を卒業した従業員から得た知識で、電気ショックを虐待に使用できるよう改良したものである。

 

 

裸にした電気コードの先にクリップをつけて身体に挟み、瞬間的に電流を流す方法が用いられた。激痛が走って目の前は真っ白になり、患部は火傷を起こし、酷い時には水膨れになる。通電する部位は様々で、手足から顔・乳首・性器まで対象だった。

通電を受けた者の証言によると「1秒でものすごい衝撃と激痛を感じ、意識が遠のいて目の前が真っ暗になり、このままどうなるかという恐怖感があった。」「顔面への通電で判断力を失い、何も考えられなくなったことがある。生きていくのが嫌になり、生きていたいという意欲がそがれた。」「乳首に通電されるとちぎれるような痛みがあり、心臓がバクバクッとして胸にドンという電気の衝撃があり、仰向けに倒れたことがあった。眉毛への通電では、目の前に火花が散って真っ白になりそのまま失神した。」

通電を続けられた被害者たちは、「学習性無力感」という状態に陥っていたと考えられる。これは、心理学者のレノア・ウォーカー博士が唱えた説だ。

 

 

実験的に檻に閉じ込めた人間や犬に電気ショックを与え続けると、当初は逃げ出そうとしていても、次第にそれが不可能だと学習して無抵抗になっていく。しまいには檻を開けても檻から出なくなるのだ。現にこの事件は、何度も警察に電話するチャンスがあったにも関わらず、被害者たちはそれをせずに殺されてしまった。完全に学習性無力感の症状と一致。

事件化された、死亡者は7名。。。