どちらが幸せ?(情報があり余る現代と、一つの情報を得るのに自分で行動を起こしやっと得ていた時代) | mikri のブログ

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キーボード弾きです。
その場にあった演奏を楽しく。歌の気持ちを汲む演奏を。聴いて頂いている方に、気持ちが伝わる演奏を。ライブ一つ一つに全てを。

(音楽のことはあまり書かないかもしれません。どうでもいい事や、くだらない事ばかり書いています。)

youtubeなどが流行る前、だいぶ前20年以上前…まだスマホが無くガラケーだった時代、
もしくは、もっと前…ガラケーも無い時代は、自分が知りたいと思った情報は、そこらへんには簡単には転がってなかった。

例えば、楽器のシンセサイザーを買っても、分厚い説明書はついてくるが、専門的なことばばかりでよく意味が分からない部分も多々あった。
今みたいに、youtubeですぐ得たい情報が出ている時代ではなく(そもそもyoutubeもまだ流行ってなかった時代だし)
youtubeを見て、先人の知識やスキルを見習うことも出来ない。

世間的に、ピアノの先生はたくさんいるが、キーボード専門の先生というのは、なかなかいなかった。

なので、自分で難しい説明書を何度も読んで理解するか、知り合いの先輩などに聞くか、自分でそういった関連の本を読んで、自分で積極的に情報を収集するしかなかった。

もしくは、自分でとにかくいろいろ試すしか…。

けれど現代は、youtubeなどに色々な情報があふれている時代。
音楽関係のことだけではなく、あらゆる情報があふれていて、知りたいと思った情報がすぐ得ることが出来る。

なので恐らく、現代の方は、ある一定以上の情報は得られるから、便利だ。

情報がありあまる現代。
情報を得るのがなかなか難しく、なんとか苦労して情報を得ていた昔。

どちらが幸せなのか?


どちらが、自分にプラスになるのか?

ガラケー時代知ってる自分としては、今、youtubeなどで情報があふれている時代は、良いなと思う。
しかし、情報があふれすぎて、「どれが、正しい情報なのか」自分で判別しないとならない…ということも起こる。

(youtube とかだと、誰でも動画を挙げることが出来るから、時に、正しくない情報もはいってきたりする)

その判別も、なかなか難しいところだ。

私がよく見ているyoutubeの、ジャズピア二ストのかたも仰っていたと思う。
今は聴きたい音源が、ネット上ですぐ得ることが出来たりするが、昔は、聴きたいと思ったジャズの曲をすぐに得ることは難しくかった。なんとか自分の足を使って、ツタヤとかレンタルCDショップに借りに行き、やっと聴きたい音楽を聴ける…。昔はそういうふうに苦労して、聴きたいジャズの音楽を聴いていた。

というようなことを仰っていたと思う。

どちらが幸せなのか分からないが、世の中便利になったなあ、と思う。
便利になったことが果たして幸せなのか分からないが。