少し前に、 田中邦衛さんがこの世を去った。
田中邦衛さんといえば、言わずもがな、『北の国から』の黒板五郎 役が有名である。
私は、『北の国から』が、大好きだった。
懐かしい日本 昭和の・・良い部分が残された日本の家族や人の繋がりが映し出され、且つ、北海道富良野の大自然が余すところなく映し出されていたからだ。
『北の国から』を見ていると、感動したり、心が温かくなったり、心が清らかになったり・・・とても良い気持ちになった。
私は、『北の国から』シリーズを、全巻それぞれ 10回以上は 見たと思う。
もともと、ビデオ時代にも見ていたが、時代は進み DVD化されて、(渋谷TUTAYAがDVDの種類が多く、北の国からシリーズも全巻揃っていたので)よく、渋谷TUTAYAに『北の国から』シリーズのDVDを借りにいったものだ。
(もともとは、新宿TUTAYAで借りていたが、だいぶ前に一度改装してから、規模が小さくなってから、DVDの種類が少なくなったので、渋谷TUTAYAに借りに行くようになった。北の国からが、シリーズ巻含め、本当に「全巻」あるDVDレンタル屋は、意外と少ない。)
あらすじは分かっていても、毎回胸につきささるし、気持ち動かされるし、感動するし、良い気持ちになった。
私は、「北の国から」が好きだと書いたが、倉本聰さんの作品は全般的に好きで、倉本聰さんの作品は、ほとんど DVDを借りて見ているが、やはりその中でも一番、『北の国から』が一番好きだ。
倉本聰さんの作品で、他に好きなのは、「優しい時間」「風のガーデン」「拝啓、父上様」「學」などである。
北の国からに出ていた役者さんが、少しずついなくなってしまう。
田中邦衛さんよりも前に、大滝秀治さん、地井武男さんも亡くなっている(地井さんは、まだ70歳くらいdえ若かったのに)。
『北の国から』が 実際 ドラマで放映されていた時から、何十年も経っている。
それなのに、世の人の記憶に『北の国から』というドラマが深く記憶に残り、ドラマの その一つ一つの場面でさえ、心に刻まれているのは、すごいと思う。すごいドラマだと思う。
田中邦衛さんの、印象に残ったセリフや場面も、記憶にすごく残っていて、頭の中ですぐ再生出来るほどだ。田中邦衛さんの演技も、素晴らしい。
田中邦衛さん・・・この世を去った後も、今後も人々の記憶に残り続けるだろうし、北の国からの五郎さんは、今後も人々の記憶に残り続けるであろう。