雨の日のアイリス
読みました。
この作品は僕がライトノベルを読み始めた頃の
電撃文庫マガジンvol20で紹介されてたのが出会いです。
だいたいイラストから入ります。
読むか読まないか。
短い紹介文を読むと。
イラストのメイドさんが”アイリス”で、ロボットであること。
イラストの感じから、何か悲し物語かもしれないこと。
よって。
ロボットメイドの悲しいお話ってこと。
みたいな印象でした。
そんな出会いか1年以上経ってから、電撃文庫マガジンvol27で
再び紹介されました。今度は、試し読み付き。
第17回電撃小説大賞4次選考作品
と言う、本選まで行ってない感があるにもかかわらず。
異例のロングセラーになっていることを知りました。
さらに半年経ったある日に、本屋で見かけたのです。
時間のあるときに、一気に読みたかったので
しばらく、カンピオーネとハイスクールD×Dのあいだに
挟まれてました(笑)
物語は、4章で構成されてまして。
アイリスを所有する博士(女性)とアイリスの
幸せは生活は、早々に終わりを告げ。
アイリスは廃棄されました。
ショックでした。
あと3章は、アイリスの壮絶な生き残りをかけた
戦いの話です。
「雨」の本当の意味に、ぐっときて。
その後も3回ほど、泣きそうになりました。
ラストの挿絵で涙腺崩壊。
エピローグの博士の手紙でさらに崩壊。
いい物語でした。
ハッピーエンドですから。
安心して読んでください。
電撃文庫マガジンの紹介文を引用すると。
「静かにしっとり泣ける小説をよみたいあなたにお薦めします。」
読んだ後に表紙見ると、またぐっときます。
ちなみに、電撃文庫マガジンvol27で読んだ、短編は
本編にはありません。プロローグだったようです。
是非、読んで見てください。



