平成25年度秋季東海大会開幕です。

刈谷球場の豊川vs常葉橘も見たかったのですが、石垣幸大投手(いなべ総合)を目当に岡崎へ。
静岡商業12-4いなべ総合(7回コールド)
静岡商35年ぶり勝利 石垣KO/高校野球(ニッカン)
事前情報から、いなべ総合の勝利を予想していたのですが
蓋を開けてみれば、打線が爆発した静岡商が12対4で7回コールド勝ち。
初回の攻防が終わった時点では、いなべ総合の5回コールドかと思ったのですけれどもね~。
グラウンドを整備した影響か両チームとも内野守備時における横の反応がイマイチでしたね。
いなべ総合は楽々取れる併殺をいくつか逃していましたし、
静岡商業も止めなきゃいけない当たりを外野まで抜かれたりしていました。
一試合見ただけでどうのこうの言うのは失礼かもしれないですけど、
内野守備のレベルは愛知の三校が上に抜けているような気がします。
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石垣幸大(2年生)
最速146km/hの速球に加えて二種類のスライダーを操る右のオーバーハンド。
左右の違いはあれど、ピッチングスタイルは桐光学院の松井裕樹投手を意識しているそうです。



押さえが効いた時のストレートは流石でしたが(最速142km/hだったと思う)、
絶不調だったのか球がことごとく高めに集まり
静商打線の合わせていくようなカウンターバッティングの前にノックアウト。
2回には1イニング7得点を許し序盤で大勢が決してしまいました。
体格にもピッチングフォームにも伸びしろが有り、一冬越してからが楽しみな存在ですね。
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静岡商業エースナンバーの牧野孝亮投手(2年生)
120km/hを超えるのがやっとのストレートと甘い制球で初回に4失点。
5回コールド負けがチラつく立ち上がりでしたが、2回に7点の援護を貰ってから投球内容が一変。
縦の変化球でかわせるようになるとストレートも低めのコースに決まりだし、
いなべ総合の反撃を許さない見事なピッチング。
球数を重ねるごとにストレートのスピードも増していき最終的には133km/h前後まで上がっていました。




この秋の主戦投手は背番号10の森投手という説もあるので牧野投手は実質2番手か3番手なのかも。
もしそうなのだとしたら静岡商の投手力は東海四県では上位レベルかもしれませんね。
この秋は野手専念(?)のエース國松歩君(2年生)
四番打者を務めております。


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試合中の画像




スタジアムジャックをしたかのような静商の大応援団は圧巻でしたw
愛知でこの規模の応援と言ったら夏の県大会決勝の愛工大名電ぐらいですかね。
甲子園のアルプススタンドを髣髴させる迫力でした。
動画ではほとんど伝わらないですが一応↓
というわけで静岡商が東邦の対戦相手に決まった訳ですが、
今日はどのチームも初戦特有の硬さがあったし東邦も本来の力を出せるとは限らないので、
それなりに苦戦するかもしれないですね。
一巡目から打線が振れてるようだとだいぶ有利になるんじゃないかと思います。
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