先日、保護者向けに、

子どもにどうやって伝えるかという、

性教育の講演に参加してきました。



こういうお話を聞くのは初めてです。



子どもが性を知ることにより、

自分を守れることに繋がるんだ、

と勉強になりました。



そしてその、子どもが正しく知るためには、

次のことを意識しましょう、とのことでした。

・普段から性に対してタブー視しない

・聞かれたらごまかさない

・叱らない

・少しずつ繰り返し教える

・聞きづらい雰囲気、表情をしない


特に最後の表情については、

子どもが「どうやって産まれたの?」と聞いたとき、

親が一瞬ぎょっとしたり、ムッとしたりする顔を

子どもは良く見ている。

なので、親がニコッとしていれば

「聞いて良かったんだ」と子どもはその時点で8割答えを貰ったものらしい。



教えてあげたり、一緒に調べたりして、

聞ける雰囲気を作るようにする。


そしてこれから訪れる様々な性徴に対して、

体がきちんと成長しているんだね。

とても大切なことで、汚くないんだよ、と

肯定してあげる。


そして正しい作法や、大事にさわることや、

マナーなんかも年齢に応じてきちんと教えてあげることで、

自分が相手から大事にされているかも分かるし、

それはまた自分をも大切にできる。



学習指導要領には、

高校生でも性交についての項目がなく、

生徒から質問が出れば教えて構わないけども、

積極的には教えないそうです。


外部講師はその制限がないので、

今回の先生は中学2年生には教えているそう。

早めに教えると、興味本位で体験も早くなる、

なんて心配してしまいがちですが、


正しく教えることで、

子どもは何が危険なのか知ることができ、

むしろその行為に慎重になるそうです。



お互いよく話して、理解しあって、

大好きになって、そういう相手とね…

という思いを伝えたいですね。と。



他にもたくさんたっぷり2時間お話してくださいました。



娘の気になっているところも質問できたし、

本や参考情報も知ることができて、


え、これ無料なんですか???


と、ありがたさでいっぱいです。



先生は高学年にも講義をしてくださるらしく、

もしかしたらその時にも保護者は聞けるかも。


娘の年齢が上がると、その時々の悩みがあると思うので、

またお聞きできると嬉しいな。

パパにも聞いて欲しい!!



やー、本当に最近(昔からなのか?)

塾や保育園とか、あり得ない事件ばっかりじゃないですか。



息子が加害者にならないためにも、

もちろん娘が悲しい思いをしないためにも、

正しい性教育をしたいです。



まずは、買ってそのままの本「だいじだいじ、どーこだ」を

リビングにもってきます。