<別居中ー⑰>暇と孤独
人間を蝕むのは暇と孤独。
まさしく今、生活も仕事も落ち着きつつあり、
周りが見えるようになって、暇と孤独に直面している。
次の段階に入りました、という感じ。
心理学者マズローの欲求5段階説の様に、
別居にも段階説があるのだろうか。
マズローの5段階説でいうと、
第1段階の生理的欲求、第2段階の安全の欲求が満たされ、
第3段階の社会的欲求、所属と愛の欲求へ入ったという事か。
さすがに、ホテルやマンスリーマンション暮らし、
貯金が少ないのに家がないのは危機だった。
第1段階ー発作的に家を出て混乱と興奮の時期
ホテルから実家へ。
住む所や今後の心配、疲れもあるが友達に連絡しまくり会って話した。
家を出たら離婚だと思っていたが、別居という名のモラトリアムだった。
第1.5段階ー恐怖から夫に連絡できず、精神的逃避の時期
実家からホテル、マンスリーマンションから賃貸と、
賃貸へ落ち着くまでに3か月かかった。
最大の障壁、引っ越すという事は、夫に連絡しなければならない。
引っ越し業者に来てもらう為に、私は家へ行かねばならない。
また責められる、恐怖を乗り越え連絡した。
第2段階ー新生活の立ち上げ期
引っ越し後、生活するための環境整備をしつつ、
仕事も大荒れの時期で、疲れ果てて動画を見るか寝るか。
車処分の件で夫へ連絡しなければならず、でもできず鬱々。
自分を閉じ過ぎてきた事から職場でも苦しく、
底つき体験があってか、何とか夫へメールした。
第3段階ー落ち着きという名の暇と孤独
職場は何人も同僚が辞めると言い、一抜けで辞めた方が楽かという状況。
転職して6か月しか経ってないのに、職場も大混乱。
これまで閉じ過ぎてきて、どうしたらよいのか八方塞がりだが、
周りが見える余裕が出てきた。
本当に、これからどうしたらよいのか、
私はどうしたのか…。