<4年後―①>出ていけ

 

これまで夫に、「出ていけ」と何度言われたことか。

夫の言葉の暴力に耐えかね、夜に外へ出ることは度々あった。

コンビニでビールを買い、泣きながら歩き続けた。

母や兄に電話やラインし、泣きながら訴えた。

 

一時の感情で行動してはいけない、

せめて子どもたちが大人になるまでは耐えよう、

我が身の経済力の無さを痛感し、耐えてきた。

 

実際、私が家を出たのは3回。

1回目は転職・引っ越し後の1週間。

2回目は1晩。

そして、今回の3回目。夫が恐怖。

 

家を出て、こうしてブログを書きながら振り返る。

子どもが高校3年生と中学3年生、もう、大丈夫かなというのと、

家を出た時、転職して2か月だったが、

常勤で働いて2年、今後も常勤で働いていけるかなという思いもあった。

 

 

<録音した会話を文字起こし>

 

(私)Junichiさんに出てけって言われた時に(貯金が)20万じゃ、出てけないからね。

 

(夫)出てけって言われたら出てくるわけだ。最終的に決めるのはあなたであって、俺じゃないよね。

 

(私)出てけって散々言われたよ。

 

(夫)出ててってほしいと思ったもん

 

(私)で、弁護士にも相談したよ。そうしたら(財産の)半分はもらえるんだって。

 

(夫)そう知ってる。

 

(私)あの時は100万やるから出てけって言われた。

(貯金が)20万しかなくて、出てけって言われたのは本当にひどかった。

 

(夫)あのね、あなたの貯金がいくらか知った上で喋ったわけじゃないです。知ってるよね。

 

(私)少なくとも、パートや無職の時にも言ったよ。

 

(夫)無職になったのは誰が悪い?

 

(私)誰が悪いって、誰かが悪いの? 

無職の人に対して出てけって、それはさ、人間じゃないよ。人じゃないよ。

 

(夫)ほぼ無職