人喰いの大鷲トリコをクリアしたので、
色々な謎を考察してみました。
この内容はネタバレを含んでいるので、
まだ、プレイしていない方は見ない方が良いです。
あくまでも、一回クリアした私が勝手に想像した考察なので、
間違い、矛盾を含んでいると思います。
ストーリーについて
最後に近づくにつれ明かにされますが
元々は白い塔のコアのような物のに、洗脳された
人喰い大鷲のトリコ(本来トリコとは種別を表す名称ですが、ゲーム内で少年と行動を共にするトリコのことをトリコとします。逆に種別については大鷲とします)が、コアの命令に従い、少年を捕獲(捕食ただし消化はさせずに、後で吐き出します)しますが、輸送中に雷に打たれ、洗脳の増幅器(もしくは遠隔の受信器)のようなものと思われるマスクが壊れて墜落する。その際に、ツノが折れたことより洗脳が解け、ツノの修復の間、鎖で繋いで塔の地下に捕まえているはずが、奇跡的に少年が吐き出され意識を取り戻して、かつ拘束していた首輪と鎖を少年によって外されてしまい、トリコ共々脱走されてしまいます。
ここからゲームが始まります。
トリコ
白い塔のコアの命令で人を咥えて連れて行ってしまう為、人間からみると人を喰っているいると思われていたことにより、人食い鷲と呼ばれるようになったのだと思われます。
実際には、おそらく人間を食べることはないのでしょう
ただし、大鷲の胃の中で、人間はあの呪文のような紋様を付けて
動かないようにはするようです。
鎧も同じ呪文を唱えているので、おそらく鎧と同じように
あの遺跡を作った何かに、作られた生き物だと想像されます。
もしかすると、鳥(トリ)と猫(ネコ)のキメラではないかと
翼が使えなくなった鳥は、あんなにジャンプできないと思います。
樽の中身について
人間の捕獲が、コアからの命令であれば、捕獲した人間の用途は別にあるはずなので、あれは人間を捕まえてきたご褒美として、餌が与えられたと考えるべきでしょう。
しかも、塔から貰えなくなっても、生きている大鷲がいる(おそらくトリコ)ことより、地球の資源から採取可能なものだと推測出来ます。
(あの発光色から察するに、人間の体に良いものではないでしょうね)
少年について
ありえない高さからの落下にも耐えられる。
ケーム中に一回も食事を取らないでもスタミナが切れないなど
驚異的な身体能力が、紋様による効果などと言う方もいるようですが
おそらくゲームとしての大人の事情であって
普通の人間だと思います。
トリコに捕まる時に目が光ったり、村人の「選ばれしもの〜」というセリフから、特別な存在と考える人もいますが、あれは、捕獲時に暴れないように、意識を奪っているだけで、少年自体は、好奇心が強い普通より頑丈な只の少年でしょうね
村人のセリフは、餌食になって帰ってこない仲間に対して
喰べられたと考えたくないことより、選ばれし者と供らっているのではないかと
大鷲の巣について
かなり崩壊した遺跡のようですが、人間が作った塔にしては
色々高すぎて実用性が無い気がします。
だが、明かに人間の大きさを想定された階段なども確認できますが、
普通に考えて白い塔のコアを作成した生き物が建築したと思われるので、
もしかすると、空を飛ぶことが可能だから、
あのような建築物となったのかもしれませんね
また、最初に鏡を入手したところに、少年よりちょっと大きいサイズの人間型の棺桶のようなものは、この遺跡に住んでいた生き物の棺桶と思われるので、人間に近い姿をした生物が、この地を拠点としてこの遺跡を作成し、また、コアを使って、大鷲を制御して人間を捕獲していたが、何らかの理由により死んでしまい。
主人が死んだことをしらずに、コアは人間捕獲のプログラムを実行したままとなり、大鷲も意味のない捕獲を繰り返していた。
(大鷲としては餌を貰えるので。。。意味があるのですが)
あと、トリコが嫌っていた目のステンドグラスの用途ですが、ツノが折れるだけで洗脳が解けることより、度々洗脳が解けた大鷲が暴れる事件が起きていたため、重要なところには、大鷲が近づかないようにステンドグラスを設置していたのではないかと
鏡
鏡は万能なインプット端末であり、現在でいえばスマホみたいなものではないかと、翳せば鍵の解除ができ、また、大鷲の尻尾からの稲妻のコントロールも可能となっている。ちなみに最初トリコの目が反応していたのは、Bluetoothのペアリングみたいなものなんでしょうね。そのような仕組みがなれけば、最終決戦の時に、全ての大鷲の尻尾からイナズマが発せられたはずですから
エンディングについて
最終的には、白い塔のコアを破壊して、全ての大鷲の洗脳を解き
(おそらく洗脳が解けたため、次々と落下しただけで、死んではいないと思います)、トリコは少年を村に届けたが、村人からは理解されず、しかたなく少年はトリコの身を案じて最後の別れの指示を出す。
その後、このゲームは、大人になった少年が子供達に聞かせていた物語を(ゲームとして)進めていたという感じの終わり方です。
少年によりコアが破壊されたことにより、人間が捕獲されることはなくなったと思うので、大鷲に怯えずに自由に子供達が遊べるようになったのでしょうね。
ただし、あの生物の棺桶が、ただのコールドスリープされていただけであれば、いつかまた、悲劇が繰り返されるかもしれませんが。。。
ゲームシステムについて
ゲーム自体は、操作や謎解きに難しい要素はあまりなく、どちらかというとトリコのAI(かわいらしさ)を堪能してねって感じのゲームです。
よく、トリコが言うことを聞かないという書き込みを見ますが、うちのトリコは比較的正解ルートに向かって、進んでくれたと思います。
もしかすると、鎧との戦闘後の落ち着かせる部位などで、トリコが従順になるパラメータが変わるのかもですね。
(単純に私の謎解きに時間がかかりすぎて、トリコがしびれを切らしただけかもですが)
ゲームとしては、トリコに乗って大きく移動すると進めない場所にくるので、少年が高所の登ってふらふらしながらその障害を解除、後半はそこで鎧と戦闘、でトリコで移動の繰り返しで、とにかく断崖絶壁のようなところに終始いるので、高所が苦手な人は苦痛しかないゲームですが、毎回トリコと再会出来た時に、トリコの可愛らしさに癒されることで、さっきまでの苦痛を忘れちゃうんですけどね。。。