週末はてんこ盛りな状態でした
土曜日は「公開研修会 放射能汚染と有機農業」
日曜日は「子供たちを放射能から守れ 福島の戦い」上映会、講演会へ参加しました。
土曜日はいまの状況下でどのように有機農業をつづけていくか・・・
温床や堆肥の資材は有機農業にとってとっても大切なもの・・・
落ちている落ち葉、これから落ちる落ち葉を分別する手法、畑の土を深く耕し、
作付けしていく手法・・・今の状況下で何ができるか手探り状態の中、
実践を繰り返している様子はとても熱意にあふれていました。自分の農業を自分の今まで
やってきた方法を信じ、これからも続けていくためにはどうしたらいいのか・・・
それは自分の畑の環境や持っている設備、規模・・・それらときちんと向き合い、
「私は」何ができるか、どうしたらいいのか考えてみようとおもいます
日曜日は長年農業をされてきた方が、震災を機に福島に残る子供たちを守るために
必死に活動されている様子をお聞きすることができました。実際の福島の現状もお聞きする
ことができ、まだまだ他人事になっていたと深く反省しました。今も比較的汚染度の高い
ところで生活している人がいます。どうしても非難できない事情などもあるのだと思います。
これは福島だけの問題だけでなく、もっと日本中で、もっとみんなで、考え、対応していく
べきことだと思います。今自分ができること・・・少しばかりですが、お野菜をお送りさせて
いただくこと、被災地の状況を知ることができれば、少しでも多くの方に伝えることだと
思います。
どちらの講座も、原発のない社会を望んでいます。そして、原発のない社会にするためには
今までどおりではいけない、生活を、社会を変える必要があると思います。とても大きなことですが、
生産者であり、妻であり、そんな私にできることはやっぱり農業を続けていくことだと思います
食という大切なものにかかわりながら社会を変える方法を考えていきます
もし、震災がなかったら・・・農業始めたばかりの状態で、自分のことで手一杯だったでしょう。
今でもそうかもしれません。でも震災を機に、今までの生活や守っていくべきものを見出せた
気がします。私も変わらなければならないと思いました。