先日、青森~静岡までの17県での堆肥、腐葉土の使用自粛が農水省より発表されました。
「自粛」という言葉はあいまいですが、どうやらかなり拘束力のあるもののようです。
「高濃度の放射性セシウムが含まれる可能性のある堆肥等の
施用・生産・流通の自粛について」
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/syouhi/pdf/sy_110725.pdf
有機栽培を行うにあたり、堆肥は最も重要なものです。さらりと発表された内容ではありますが、
とてもとても大きい問題です。私もここ数日、作業が手につきませんでした。まさに秋作にむけ
堆肥をまくところだったので・・・できることなら高精度のガイガーカウンターを購入し、堆肥の資材も
測りたいと思うんです。けれど関東あたりでは、微量な数値でもあるため、より高精度なものが
必要です。まして土壌、食品・・・
この自粛の期間は政府が堆肥の放射性物質の暫定基準をきめるまでの措置ということです。
来週までには・・・というお返事がきました。
去年就農して、東日本大震災が起こり、そして原発事故が起こり・・・とってもなやみなやみ・・・
でも今できることは耕作していくことだって、土作りをしていくことだって思ってがんばってきただけに
なんだか糸のようなものがプッツンと切れたようでした・・・
どーにも作業にならなく、研修元の相原農場 に行き、師匠や現研修生の皆さんと作業してきまし
た。研修同期だった人とも偶然出会え、なんだかほっとしたのでした
行きずまってしまった時や進めなくなったとき、ふと足を運んでみるとなんとなく、前に進めるように
なる気がしますとてもアットホーム
な雰囲気がなんともいえません
ここでお世話になったからこそ今の自分もあるわけなんですよね。もっとたくましくなろうと思い
ました