昨年11月中旬に5回目の体外受精をした。



移植直前に長い休職から復帰し

慌ただしい日々が心配だったが、


無事着床して2月現在

14週まで育ってくれている。



不育症も抱えているため

安心できる瞬間がなく、


経過をブログに書いて

いつか取り消す日がきたらと怖くて

なかなか更新できずにいた。



でも今のことを忘れてしまわないよう

書き記していこうと思う。






今回の移植は
これまでと変えたことがいくつかあった。


①自然周期→ホルモン補充にした
②生理を早めるピルを飲んだ
③移植前からバイアスピリンを飲んだ


まず

ホルモン補充周期or自然周期の選択は

かなり重要だと痛感した。



初めての移植時は採卵直後だったため

あまり卵巣を酷使しないように

ホルモン補充で行ったところ、

7週位まで育った。



2〜3回目は薬の供給不足により

自力で排卵できる人は自然周期と言われ、

hcg低値で胎嚢は見えない結果だった。



半年ぶりの移植だった4回目は

薬の供給は戻っていたが

自然周期を推奨された。



というのも、

クリニックの臨床結果では

ホルモン補充のほうが

妊娠後や出産時の母体リスク発現割合が

やや高いらしい。



ホルモン補充をしたから

リスクが上がるという因果が

証明されているわけではない。



ホルモン補充群では

排卵しづらい人が多く含まれるため

その体質が何かしら影響するのであって

ホルモン補充が悪いわけじゃない

と私は解釈した。



とはいえ医師が勧めるならと

自然周期を選んだが

うまくいかなかった。



そして今回の5回目で

「自力で排卵できる人でも

なぜかホルモン補充だと妊娠するケースが

あるんですよね〜」と聞かされ、



私もそうかもしれないと

ホルモン補充に戻してみたら

しっかり着床してくれた。



何度も移植をした経験から学んで

変化を起こせたのはよかった。






二つ目の変化はピルを服用したことだ。



ホルモン補充周期は生理初期から

薬を飲む必要があったが、

そのとき私はもう生理中盤だった。



そのため1周期見送ることになり落胆したが

治療に早く入るために

次回の生理日を前倒すピルを提案された。



人生初のピルで少し怖かったが

副作用もなく

治療を一刻も早く再開できたことは

精神的にプラスだったので

飲んでよかった。






最後に、移植前から

バイアスピリンを服用したことも

効果があったのではないかと思う。



血液凝固系の不育症のため

バイアスピリンを処方されているが、

これまでは移植日から飲んでいた。



「着床はするのにhcgが上がらない」と

不育症の先生に相談しに行ったとき、



「hcgが上がらないなら着床してないも同然。

着床障害の人は子宮内膜を育む段階から

血流がわるくて

質の良い内膜になっていない可能性がある」

と言われ、

移植の2週間前からバイアスピリンの

服用をすることになった。






5回目の移植当日は

初めて個室で涙があふれた。



3回目の採卵で凍結した4AAの卵を

お腹に迎え入れた。


クリニックで尽力してくれた先生たちや

何よりお腹にきてくれた赤ちゃんに

感謝の気持ちが溢れ出した。




それから判定日までの数日間は

特に体調の変化を感じなかったし、


期待しないように過ごした。



いよいよ判定日になり

採血結果を聞きに部屋に入ると

「hcg500ありました!」と

笑顔で言われた。



4週0日で100以上あれば陽性のため

しっかり着床してくれたようだ。


私にはホルモン補充が合っていたんだと

感じた。






うまくいかないときは

やり方を変える


過去の結果から気づきを得る


どんどん先生に相談して

治療方針の主導権を自分が握る




妊活を始めて3年以上、

不妊治療も2年やってきて

報われないことばかりだったけど


その経験を前向きに主体的に

次に繋げようとしたことが

今回の幸運に影響したんじゃないかと思う。




でも妊娠できてほっとしたのは一瞬で、



流産を繰り返す不育症患者であるゆえに


思い切り喜びに浸りたいのに、

不妊治療をがんばった自分を労いたいのに、


どうせ、と

ネガティブな想定をしてしまう。




今はまだ両親と上司にしか

妊娠を報告しておらず、


ひ孫を楽しみに待っている祖母や

長く応援してくれていた友人に

いつ伝えるか悩ましい。



不安を抱えながらの生活について

これからもう少し綴っていきたいと思う。