自由党の小沢一郎代表は1日の定例会見で、かねて自身が主張してきた野党共闘が衆院選で実現しなかったことについて、「世の中に『もし』というのはないですが、当初のような(描いたシナリオの)形でいけば、政権交代しただろうね」と、悔しさをにじませた。「自民党の票は増えていないが、野党が一本化で戦うことができなかった現状で、また負けたということだ」と指摘した。
その上で、2019年の参院選で再び政権交代を目指す意向を表明。「(野党共闘は)いいとこころまで歩き始めたが、今回は残念ながらうまくいかなかった。ただ、来年は参院選がある。参院でわが方(野党)が過半数を取れば、事実上、安倍内閣の退陣につながる話だ」と指摘した。
自身が民主党代表だった2007年参院選で衆参ねじれの状況を生み出し、2009年衆院選で政権交代を実現した「経験」をもとに、「19年の参院選で自民党の過半数割れを実現し、内閣を退陣に追い込むため、今度こそは野党があまり自分勝手をいわず、大きな大義に向かって協力し合う体制をつくりたい」と、呼び掛けた。
一方で、民進党の所属議員がほとんど参院議員になったことに加え、立憲民主党、希望の党、無所属と立場が分かれたことを踏まえ、「(取るべき対策は)もう少し整理してからだね」と述べるにとどめた。
日刊スポーツ
