天皇陛下の退位をめぐって、衆参両院の正副議長は15日、与野党各会派による全体会合を開いて、国会としての考え方の案を示すことにしていて、今週17日の取りまとめを目指しています。
これについて、自由党の小沢代表は記者会見で、「天皇陛下のお言葉に対応するためには、一時の特別法ではなく、皇室典範の改正によるべきだ。その基本的な考え方は変わらない」と述べました。
そのうえで、小沢氏は「皇室典範に付則をつけるといっても、改正ではなく、いじるということだ。もっと正面から正々堂々とやるべきで、こそくなやり方はよろしくない。正副議長の案が、特別法という形であるとするなら、われわれとしては、サインをすることはできない」と述べました。
